宣言します。自分自身に。私は近い将来、映画やドラマで活躍する女優になる。活躍以前にまずは女優になる。なってみせる

宣言します。
自分自身に。

(独り言、というか、戒め。
自分に対する言い聞かせです。)

私は、近い将来、映画やドラマで
活躍する女優になる。

活躍、以前に、まずは
女優になる。なってみせる。

そんなの出来るわけないって
一蹴した人たちに、いつか、
『女優になったんだ』って、
笑って言えるように。

見返す、って言い方は嫌いだけど、
馬鹿にされたままでは悔しいから。


……世間はそんなに甘くないことも、
いくら努力したところで必ずしも
成功する世界じゃないことも
十分すぎるくらい知っている。
私を嘲笑する人の気持ちもわかるし、
むしろ私よりよっぽど現実的だと思う。

努力すれば叶う、とかも、
頭の片隅では、青臭い夢だと
理解してはいる。
女優を目指して努力してる子なんて
星の数ほどいて、それでいて
成功するのなんて一握りだから。

厳しいのは覚悟している、とかいうのも
おかしいことかもしれない。

厳しさに揉まれるためには
その世界に入れることが必須。
その世界の入り口自体が
狭き門なんだから。
覚悟している、なんて
女優になる前提で言ったって、
極端に言えば
『女優をやっていく覚悟なんて
しなくてもいいよ、
入る努力も無駄だよ、そもそも、
あなたはお呼びでないから』
なんて門前払いされる確率も
けして低くなんかない。


でも。でも私は、
いくら現実的でなくて
いくら青臭くとも

こんなにマイナスなことばかり
書いたけれど、それでも、
諦めようとは思わない。

確率が低いとか、可能性とかが、
私が夢を捨てる理由にはならないはず。

女優が将来の夢になった
理由を思い出して。

それは他人が踏み潰せるほど
脆いものだった？

1％の確率があるなら賭ければいい。

青臭いからこそ持っている
エネルギーだってある。


『若いから、社会を知らないから
そんな甘ったれたことが言えるんだ』とか
そんなこと、言わせておけばいい。

そうやってはじめから諦めて、
大人たちは幸せだったの？

たしかに私は社会を知らない。

けれど、知らないからこそ
わかる、できることもある。

私は、他人の夢を笑う人は
心が貧しい可哀相な人だと思う。


それに、
人生は何度だってやり直せる。

まだ人生の半分も生きてないんだから、
諦めるには早すぎるでしょう？

失敗してもいい。

転んでも起き上がれるパワーが
あるうちに、何度も挑戦すればいい。
諦めるのはそれからだって遅くない。



ひとまずの短期目標としては、
2年以内に、しっかりとした
芸能事務所に所属すること。

もちろんそのために
努力や行動は欠かさないこと!

オーディションを最大限に
魅力的な自分で受けるために、
人間としても成長できるよう、
日常生活の中でも、周囲から
色々なことを吸収すること。

(色々な価値観を知って
視野を広げるという意味でも、
基本的作法などの意味でも)

あと、4月から高3だし、
大学進学するかしないか
迷ってるとはいえ、万が一
大学を受けることになっても
焦らないよう勉強すること。
(また前みたいに模試の国語で
校内1位とるのを目標に。
志望校A判定から落とさずに。
あの時の私ができたんだから、
また頑張れるはずでしょう？)

あと自己肯定感を高めて、
自分自身を好きになろう。
(ただし、それはうぬぼれとは
全く別物だということを
忘れないように。あくまでも
ナルシストという意味ではなく
自分自身の存在を
受け入れるという意味で。)


容姿ばかりを気にしても仕方ない。
顔が大きい？可愛くない？
そんなどうにもならないことを
うじうじ気にするくらいなら、
(もちろん、綺麗になるために
美容に気を使うのは
向上心があって素敵なことだし
少しでも可愛くなりたいけれど、
容姿ばかりを気にするのは
本末転倒なことだから)
外見は外見でも、
表情や姿勢、立ち居振る舞いを
気にするようにしよう。

私がなりたいのはアイドルや
モデルではないでしょう？
可愛いとチヤホヤされたり、
綺麗、って皆の憧れになるのが
目的で芸能界に入りたいのでは
ないでしょう？
(アイドルやモデルを
馬鹿にしてるのではなく、
目指す方向性の違いの話。
アイドルやモデルだって
影では沢山努力もしているし
華やかな面だけじゃないのは
わかっています)

私は女優という名の表現者に
なりたいんでしょう？

幸いなことに、モデルやアイドルと
違って、女優は容姿が全てではない。
確かに若手の主演女優は
とても綺麗な方が多いけれど、
綺麗ではなくても
(と、言ったらご本人様に
とても失礼なのだけれど)
片桐はいりさんみたいに
すごく素敵な女優だっている。
内面が魅力的になればおのずと
その人は輝いて見えるはず。

外見だって、気にしすぎない方が
自然と可愛くなるかもよ。
気にしすぎてネガティブになったら
せっかくの長所も消えちゃう。
笑顔は一番の化粧だし、ね。

オードリー・ヘップバーンの
言葉、覚えとこうか。

『美しい唇であるためには
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳であるためには
他人の美点を探しなさい。』

まずはここから頑張ろ。


あと、今後、例え成功したとしても
いつも忘れないようにいて。

(他人に誤解される分には
かまわないのだけれど)

自分自身の、将来の夢のとらえかた。

私はあくまでも
『女優になりたい』のであり、
『芸能人になりたい』という
訳では無いということ。

なんて言えばいいのかな、

芸能事務所には入るつもりだし、
知名度が上がらなくて本当に
『事務所に名前があるだけの
ほとんど一般人のような人』
になってしまうのは、
私の目指す所では無いけれど。

端役で終わりたくはないから、
女優として成功すればするほど
その人は『芸能人』と呼ばれるだろうし
結果的に目指す場所は、おおよそ
イコールなんだけど。

心というか考え方として、
『芸能人っていいな』って
芸能界に憧れたんじゃなく
『私はこんな仕事がしたい』を
突き詰めると、それは芸能人と
呼ばれる人の仕事だった、
とでも言えばいいのかな。
(上手く言えないけど、
自分自身の感情だから
あとで読んだらわかるはず)

その気持ちを忘れたら
きっと上手くいかない。

初心は大切だから。

謙虚にね。
でも自信はちゃんと持つこと。

周りへの感謝を忘れずに。


女優になる前に、一人の人間として
素敵な『私』になろう。



大丈夫。

私なら出来る。