昔から明るいのが嫌いで
夜は綺麗な夜景よりも真っ暗なのが良い
夜景が綺麗だねって言われてもどうしても共感できない
光よりも暗闇に惹かれる
辛くなったら外を見る
嬉しいことに田舎だから夜は暗い
冷たい冬の風に吹かれながら
月じゃなくて誰もいない道路を見る
自然と落ち着く
夜は汚いものは見えないから綺麗
私は汚いものとして、真っ暗闇に落ちていきたい
どこまでも
誰にも傷つけられず、期待することもなく
ただただ落ちていたい
誰かに余計な励ましを貰って
それに無理に応えることもない
見向きもされずに、誰にも触れず
落ちたい
朝なんて来なくて良い
暗闇に朝は無い
なんの希望もないから傷つくこともない
そこに私は高い所から落ちたいの