職員採用試験においては、人物試験が必ず課せられる。そして、人物試験は、面接により行われる。然るに、人物試験と面接は同義であることに疑いを抱かない者が多い。
面接は、人物試験の手段の一つである。換言すれば、人物試験は、面接以外の手段により行われる余地がある。それにもかかわらず、人物試験は面接により行われ、面接を課せられない職員試験は存在しない。
試験官を前にし、緊張を強いられ、時間に限りがある中、質問に対する回答など許可された発言のみによって試験官は受験者の人物を評価できるのだろうか。試験官の目的は、受験者が採用後に組織にとり有用である人物かを判定することであるはずであり、受験者が上記限られた時間においてサラサラなリップサービスをペラペラと展開できるかを判定することであるはずはない。また、ハロー効果、拡大化傾向などを持ちうる人間という存在が人物を評価できるわけがないことも、人物試験は面接によるべきではないことの根拠になりうる。
職員採用試験における面接至上主義は、改善されなければならない。
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7通目様・8通目様
お返事ありがとうございました。
型にはまった面接すらこなせない者は、凡そ理不尽ではないものがない企業組織と社会では生きていてはならないのだと最近考えるようになりました。
学校教育から就労訓練ないし定着支援へもう少し滑らかに移行したかったどす。
ななしさん
職員採用におけるプロセスで最も入社後の活躍と相関がなかったのが面接であるらしいです。
(曽和利光さんのコミュ症のための面接戦略より)
ななしさん
仰るとおりです。
同じようなリクルートスーツや髪型。型にはまった受け答えや振る舞い、よくありがちな自己アピールなどで、何が分かるのでしょう。
とはいえ、型にはまれる人間こそ、組織に有用と歓迎するのが日本の会社ですね。
従来の面接法とは違うやり方を発明して普及させれば、それも一つのビジネスになると思いますが。
3通目のお返事の匿名様
お返事ありがとうございました。
実際の職務に近い課題には私も同感です。大学入試(ペーパーテスト)さえ、その大学で勉強できるだけの学力を持っているかを測定するものです。企業には、その目的・目標に沿った人材を確保するために適切な選考方法で志望者を判定してほしいです。
2通目のお返事の匿名様
では、然るべき機関や人事に提案するとして、そのためには然るべきコンサルに就職しなければならず、そのためには面接を通過しなければなりませんよね。
結局、面接至上主義は、改まらないのです。
首がとれそうなくらい共感しました。
誰が面接官でも同じように判断できる基準づくりや、実際の業務に近い課題を与えて試験を行うなど、いまの面接至上主義よりももっとよい方法があると思います。
ななしさん
あなたが一番いいと思う
具体的採用案を
然るべき機関や人事に
提案してはどうでしょうか?
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