カメラになりたい。
この世界がひとつの映画で、私は、そのカメラ。
沢山の周りの人達の人生を撮るだけ。
私は周りの人から認知されず、感情も動かないようになって
ただただみんなの美しい日々を映す鏡になりたい。
私が存在していることで、
誰かが不幸になって、感情が揺さぶられて、
何かが変わってしまうのはどうしようもなく苦しいこと。
私は、美しく力強くもがいている彼らにとっての即効性の猛毒。
世界が歪み、壊れ、崩れていく。
蝶の羽ばたきによって生まれた竜巻のように
小さな歪みはいつか全てを呑み込み、絶望を呼んでいくんだろう。
『私』という存在に価値などひとつもないけれど
『私』の見た景色は価値をつけることもはばかられる程美しい。
だからどうか、
私のいない世界の
美しい景色を旅してほしい。
そう思うのは野暮だろうか。
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