15歳の頃、灰谷健次郎さん監修の子ども詩集を読み、感銘を受けました。
中でも、あおやまたかしくんの『ぼくだけほっとかれたんや』は、今でも深く深く心に刻み込まれてます。
新しい父親との間に生まれた弟。新たな家族を幼い心なりに大切にしようとしますが、ある日、たかしくんが学校から帰ってくると、祖母に「たかしだけおいとく」と言い残して、両親と弟は家を出てしまっていました。
赤ちゃんの世話を頑張ったのに、何故自分だけのけ者にされるのか…
何故、母まで自分を見捨てたのか…
たかしくんは貰ったお小遣いを、お腹が空いているのを我慢してまで、赤ちゃんのためにおもちゃを買いました。
また帰ってくると信じ、そうしたら持たせて遊ばせてあげるために……。
文面からも自分がどの様な立場になったのか、理解していると分かります。
それなのに……
きのうな
ひるごはんのひゃくえんもうたやつもって
こうべデパートへあるいていったんや
パンかわんと
こうてつジーグのもけいこうてん
おなかすいたけどな
こんどあかちゃんかえってきたら
おもちゃもたしたんねん
てにもってあるかしたろかおもとんねん
はよかえってけえへんかな
かえってきたらええのにな
長い詩の最後のこの言葉から、人としての優しさを教えてもらいました。
その後も私が出会った子どもたちから、そして私に娘ができてからも、幾度も大切なものを教わりました。
私は、目の前の子どもを笑顔にしたい
あの日、二部作で公開された映画の前編を観に行き、1ヵ月後の後編をまた一緒に観に行く約束をしました。
他にも観たい映画があると言うので、じゃあ、それも行こうと。
その頃の私は、転職した長距離運転の仕事がかなり過酷で、睡眠不足やパニック障害と辛い状態でしたが、娘の笑顔には随分救われましたし、励みでもありました。
仕事の事情から、会社近くの友人の空き家を借りていたので、携帯番号を書いたメモを渡したのですが……
待てど暮らせど連絡は来ず、とうとう映画も始まってしまいました。
運行から戻った足で自宅に向かうと、丁度出掛けるとこに合い、「何か用?」という妻の言葉に内心ムッとしつつも、娘との約束のことを話しましたが、興味無さそうにさっさと車へ。
玄関に入ると、娘が靴を履こうとしているとこでした。
「映画、始まったぞ。いつ観に行こうか?」
そう訪ねると、黙ったまま困った顔をしているのを見て、妻に何か言われたなと気づきました。
「行ける日があったら…、連絡くれよな」
玄関を出てゆく後ろ姿にそう声をかけましたが、返事はありませんでした。
数日後、家庭裁判所からの通達が届き、泥沼の調停が始まり、家族も家も全て失い、私は県外へ移りました。
娘の笑顔が見たいと想いつづけてきたのに、それが最後の姿でした。
…皮肉なものです
道行く同じ年頃の娘さんを見ていても、今の姿を知らないので、ただ虚しさばかりが募ります。
でも、子どもたちを見ていると、次々と思い出が蘇ってくるのです。
独り善がりでしょうが、私はこの先、目の前の子どもを笑顔にしたい。
随分と回り道をしてきましたが、好きなことを好きなように、私なりのやり方でいくことにしました。
そんな想いを千枚羽に込めて、“夢への翼”を作っています。
追加の色画用紙を切り終え、ようやく配色も決まりました。
ゴールデンウィークは翼作りに没頭です!
116874通目の宛名のないメール
お返事が届いています
こんにちは。
コロナ、またすごい数になってきましたね。
せっかくのイベント残念ですが、お楽しみがちょっと延びた分、猶予もまた楽し。ですよね(’-’*)♪
お返事に、私がみた風景をと書いてくださったので、ちょっとご紹介します。
この間は、除草作業の人たちがいらっしゃり、あまり景色を楽しめませんでした。
でも、いつもはとってものんびり気持ちのいい道なんですよ!
浜沿いの道で、人もほとんど通らないので格好のサイクリングコースです。
ちゃんとした(?)サイクリングの人達も結構いらっしゃって、シャーッとかっこよく颯爽と私の横を通り越して行かれます(^^;
でも、私はママチャリでのんびり。
春には野花がイロイロ咲くので、ちょっと休憩がてら草むらに座るのも楽しみのひとつです。
黄色くて小さな花や、ペンペン草がユラユラ風に揺れてたり、ふきのとう(みたいなの)が群生していて、「これって食べられるやつ?」などと想像してみたり。
あ、そういえば、帰り道に自転車のカゴにてんとう虫がくっついていたことがあります。
てんとう虫的には風に飛ばされまいと必死だったようですが、私は思わぬ連れができたみたいで心が和み、スピード落としつつ仲良くルンルンで帰ってきました。
家に入るとき、「そう言えば私、虫触れない!」と、カゴがお気に召したらしき連れをどうするかオロオロする失態もありましたが、結局、その辺の草を取ってきて庭まで運ぼうとしてる最中に、飛んでいってくれました。
そうそう、道の途中に白ヤギが一匹いるんですよ!
ちょっと道よりも下のほうの草むらで飼われているので車では気が付きませんが、発見した時はビックリしました。
いつもムシャムシャと草を食べるのに夢中なのですが、自転車を止めて眺めていると「よぉ」とばかりに一度こっちを見てくれたりします。
すっかり顔馴染みの散歩仲間です。(*´艸`*)
普段の生活では、何気なくある自然にあまり目が留まりませんが、自転車でのんびり走っていると(散歩はさらに最強)、可愛い自然にとても心癒されます。
今年は梅雨入りが早そうなので、しばらくは読書になりそうです。
最近は東野圭吾さんを初読み中。
こんな感じです。
風景というより、いつものおしゃべりになってしまったかも。
今日はスナップエンドウを沢山頂いたので、これから筋取りしてきまーす。
ポリポリと美味しいので、また縁側置いときますね。
想像力でお召し上がり下さいませ(*^^*)
では、また。
ありがとう。
実は残念な知らせがありました。このコロナ第4波から、公園での大人数の行動や他人との接触に繋がる行為は避けてほしいとのこと…。
すっかり出鼻を挫かれてしまいましたが、これで終わりというわけでなし、まだまだこれからですよね。
たっぷりと時間が出来たのなら、また練り込むことにしました。
羽を並べてはやり直し、また並べてはやり直しを繰り返し、納得がいく翼を目指してます。
他にも幾つか考えているので、そちらの構想や準備もぼちぼちと。
たかしくんの詩を読まれたんですね。
この歳になっても、まだまだ子どもから教わることがあります。
その恩を返したい
「子どもに罪はない」が私の信条で、進む方向へのきっかけを与えるのが、大人の役目だと思ってます。
私のことなど覚えてくれなくてもいいんです。
いつの日か、「こんなことあったなぁ」と思い出し、クスリと笑ってもらえたら、それで満足なんです。
笑いは心の支えになりますからね。
プチサイクリング、良いですねェ。
私も買い出しに行った帰り、ふっと違う道を通りたくなり、テキトーに選びながら車を走らせることがあります。
頭の中を空っぽにし景色を眺めたりして、やっぱり子どもがいると、つい目で追ったりして……
そうすると、新たなアイデアが生まれたり、活力が出てきたりします。
良かったら、あなたが見た風景を聞かせてくださいな。
わわわ!キレイ!
配色を組み合わせただけでも、こんなに変わるんですね。スゴイ!
これを今度は、暗幕に貼るわけですかぁー。
うふふ( *´艸`)楽しみ!
こんにちは。
「ぼくだけほったかれたんや」
ネットで探して全文を読んでみました。
だいぶ以前に出版されたものみたいですが、今も同じような状況におかれている子供たちは、沢山いますよね。本当にもどかしい。
それになにより、どんな状況下であっても、子供の心の美しさに胸を打たれ、考えさせられます。
本当に、子供ってキレイで純粋。
それ故に深く傷付けてしまうこともあるのですが、逆に大人の予想以上に、子供のキレイな心を通して、とても感動したり喜んでくれたり元気になってくれたりしますよね。
夢への千の翼も、いろんな子供たちに、笑顔や元気を与えられるといいですよね。
一枚一枚細かく切り込みの入った手作りの羽。
頭を捻り、わ!と感動するような配色に並べられた羽。
知恵や気持ちがこもっていて、ホントにステキ。
子供たちより一足お先に、私も感動と笑顔貰えて感謝デス。
今日もたくさん元気をいただきました。
なんかいつも、いただいてばっかり(^^;
今日は良いお天気なので、これからプチサイクリング(ママチャリで一時間ほどですけど)行ってきます。
ではまた(*´▽`*)ノ"
ありがとう…
この先どうするのか迷いました。自分はどうあるべきか悩みましたが、やっぱり私には子どもの笑顔が欠かせません。
何が何処までどう出来るのか全く分かりませんが、それは何もしないでは出ない答えだと思い、ここに辿り着きました。
私はも灰谷健次郎さんの作品を多く読みました。子供と向き合い、子供の心に戻って生きている作家だったと思います。
亡くなられた後も、子供に関するニュースを見るたびに灰谷さんを思い出します。
ご自身とお子様との関係性、心苦しさがありますね。
自分のやり方で、良いと思います。
自分の心が優しさや穏やかな気持ちで満たされますように。
“昼庵吞”主さんの他の小瓶
古い映画です…『この森で、天使はバスを降りた』
“書界”放浪中……”書界”を放浪してると……書界って、私が作った造語なんですが、本の世界、つまり読書をしてると、時折、今の自分への“言葉”に出会うことがあります
“書界”放浪中……先日、話を聞いてくれるという、素敵な古本屋を訪れ、精神科などには行かずとも、ここがあるではないかと兆しが見えたようです
以下はまだお返事がない小瓶です。お返事をしてあげると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。
死にたいのに死ねない。死ぬ勇気が欲しい。死にたいし生きたくないのに。
仲の良い友達から恋人になるべきか
宛メ学園スイーツ部長募集 ✿*
半年ぶりぐらいに来た。一個前の宛メ書いた半年前の私もつらかったね。今の私は過去の自分に少しだけ寄り添える人になれたよ
なんとか生還。気持ちがやっと落ち着いてきた。こんな私でも助けてくれる人がたくさんいて、新天地になるけど仕事を続けられることになった
好きとか嫌いとか、うまく選別できない。もっと気軽に相手の全部を断定して「嫌いだ」って言えたら楽になれる気がする
旦那を閉口させてやりたい。共感力に著しく乏しい夫に何度も悲しい気持ちになってきた
ほんとの自分ってどこにいるのかな
私というゴミ。私はただのゴミ。くずだ。何もできない。いるだけ無駄。マジくずだね。早く消えればいいのにね
私は武道の稽古をしています。私の仲間にとある先生がいます。この方は26歳です。大企業にお勤めで忙しい合間を縫って稽古に来てくださりわかり易く指導くださいます
久しぶりです。調子久々やね。投稿しなかったこの間に、児相にお世話になりました
疎外感について。家族の中で疎外感を感じます。主人、子供2人義母と同居しています。結婚24年、価値観が違うので仕方ないと思いつつ、時々分かり合えない事が悲しくなり涙が出ます。
どうやらスピリチュアルマニアには、オレみたいなヤロウはウザイようだ。
無事に小学校卒業できました。良かったー
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