人間は万物の霊長なのか…?
ふと、考えてしまう…
植物はもとより動物の命でさえ、御都合主義で断ってしまう、
生き抜く為に…
癒しの言葉や理想論だけで、息をしてはいない
沢山の生命体を殺生して、生きてきて今がある
ならば、われら自分の命は粗末にしては、ならないのだよな…
今、路傍や野辺に咲き誇る、たんぽぽだって薬草だもの、いたずらに踏み付けられない…
この未曾有の震災で亡くなられた方の御冥福はもとより、それ以上に数多い毎年度の自殺者…の無念さを静かに気付きたい…
ある朝、警察からの問い合わせで、妾と云う不義の連れ合いを失った
首吊り自殺であった
我が人生、一生の不覚でもあった…
その覚悟さえあれば、所かまわず、家の中でも決行出来る事を知らされた、…享年56歳であったが
17年連れ添った、結果のこの人の人生とは…
今、平然と生きながらえている私は、罪びとなのだろうか…
この他にもかつて、酒を酌み交わした仲間で、4人の大人が自ら死を選んでいる
「人間は弱い葦である、しかるに考える葦である」と
パスカルの名言
考えた末の選択肢だったんだろう…
僕にはそんな勇気は持ち合わせていない…
親不孝三昧であったから、せめて天命を待つのみ…最早、せめての親孝行はそれのみに尽きてしまう…
親より一日でも多く、長らえる様に、豊かな心で過ごしたいものである
そう教えてくれたのは親であった…
ソビエト軍の放つ放火の中、旧満州国から連れ帰ってくれた母親に、感謝の言葉は既に届かない…
失って初めて気付く、親の尊さ…
恥ずかしながら来月には66歳に…
意味の薄い独り言
です…