本当にお久しぶりです。
あれから、かれこれ20年経ってしまいましたね。
ほんと、あっという間です。
今、どうしてますか? 幸せに暮らしてますか?
偶然、ある団体のFacebookに、あなたの写真が載っていました。
私もそうですが、お互い歳をとりましたね。
ちょっと、疲れてそうな顔が印象に残ってしまって、
大丈夫かなと心配になって、気になって、自分の心がいたたまれなくなって
昔のアドレスにメールしてしまいました。
変に気を使ってしまい、軽い内容にしてしまい
「返信したくなければ、無視してください」と書いたものの、
やはり返事が返ってこないと辛いです。
だから、ここで私の気持ちを記しておきます。
この20年、やはり私の心の中に、あなたの空いた穴が残っています。
時には、小さくて気にならないほどになったり、ふとしたことで目の前に大きく現れたりして、
この穴は、大きさが変わったり、形を変えたりしても、決して消えたり、埋まったりしないものだったんですね。
この身をもって、証明されてしまいました。
私の心の弱さなのか、執着なのか、なんかお恥ずかしいです。
昔を振り返っても、仕方がないのですが、あなたとの思い出が嫌なことも含めて、愛おしく感じています。
私の方も、無事転職が叶い、それから20年経って、やっとこの仕事に自身がしっくりきている感じです。
ここまでくるのに一から勉強して色々大変でしたが、あの時、あなたがこの職業を勧めてくれたおかげです。
ありがとう。
お互い、健康に気をつけないといけない年齢になりましたね。
今度は、10年後にメールしてみます。
次のメールには、ちゃんと気持ちを書きたいと思います。
それまでアドレスがなくなってませんように。