突然ですが
友人に母親を見せたくありません
友人に限らず、
担任の先生
お医者さん
今はいないけれど
恋人
信用している人にほど、
見せたくありません。
理由は簡単
母親から虐待を受けているから
あの、うちの母親、もう役者かよっていうくらい外で態度が豹変するんですよ。
優しくて明るい、面白いお母さんを演じている。
もちろん、外で蹴られたり暴言吐き散らかされても困るんですけどね。
みんな、その母親の「演技」を本性だと思い込む。
それが、何より辛い。
友達を家に呼んで「優しそうなお母さんだね」と言われるたび苦しくなる。
人に、虐待のことを相談したことがある。
その時は
「あの優しそうなお母さんが?ないない、ありえんって!」
と言われてしまった。
違うよ、あれは外だけで、家では違うの
そう言っても
「うちのお母さんも外では怒らないよ~(笑)どこも同じだってば」
…うん。
あなたの家では蹴られる?
突き飛ばされる?
死ねと言われる?
穀潰し出ていけ、と追い出される?
本当に、どこも同じ?
母親を見せると、途端に誰も私の話を信じなくなる。
だから、中学生になってからできた友達は頑なに家に呼びません。
結局私が伝えたいのは
外づらだけが全てではないということ。
お願いだから、画面の向こうのあなた。
どんなに信じがたいことを友人や恋人に言われても
まずは信じて下さい。
その人はあなたを信用しているから
あなたなら受け止めてくれると思ったから
勇気を振り絞って話すのです。
普段なんでもないような顔をして生きている人に
突然真剣な話を振られたら困るかもしれませんが
どうか
どうか話を聞いてあげて。
信じてくれる
それだけで
救われる人が山ほどいるのです。
うまい言葉をかけなくても
「そっか、大変だね。」
と言ってもらえるだけで
心がやすまる人が山ほどいるのです。
これは私からのお願いです。
『信じることを忘れないで』