一緒に受験勉強を頑張っていた友人が第一志望校に落ちて、私は受かってしまいました。
友人は、休み時間とか暇な時間にずっと赤本解いててずっと頑張ってました。なのに、落ちました。
でも、私はどーせ受かるだろみたいなノリで舐めプしてたのに特色で受かってしまいました。
その友人とは小6ぐらいからずっとクラスが一緒で、私は勝手にライバルだと思ってました。
友人はクラスでも陽キャな方で、私は性格悪い糞陰キャだったのに、いつも喋りかけてくれました。
私の変わった趣味をバカにすることも無く、運動オンチな私をバカにすることも無く、いつも優しかった。
字が綺麗で、サッカーが上手くて、努力家で、優しくて、かっこよくて、賢くて、
きっと来年も再来年も同じクラスになれるだろって思ってたし、一生ライバルなんだろうなって思ってたし、
友人は何事にも一生懸命なのに、全部いい加減な自分に腹が立ちます。
友人の分まで頑張ると決めたのに、今まで全然頑張ったことがないのでうまくできません。
試しに高校の勉強に手を出してみても、全然理解出来ないし、頑張ってた友人の姿を思い出して、自分とは全然違うな、あいつだったらもっと頑張るだろうなって思って泣いてしまいます。
ほんとは友人に受かって欲しかった。私みたいなバカはとっとと大きな失敗でもして、バカを直して欲しい。
受験前に、クラスのみんなでメッセージを書いて手作りのお守りの中に入れました。
その友人は私のお守りに「同じ高校行けたら良いな!負けへんし!」って書いてました。何回も読んだので覚えてしまいました。
それを見るたびに泣いてしまいます。
同じ高校に行きたかった。