私は、全く自分に自信がありません。
いつでも人からどう思われているかを気にして、顔色を伺っています。
例えば授業中。発言回数を成績に反映させるという先生なのですが、間違えたらどうしよう、馬鹿にされたらどうしよう、そう思って全く発言できません。発言しなければいけないのは分かっているし、周りの人は私が間違えたって笑ったりしないのも分かっています。それでも発言出来なくて、単位落としたらどうしよう、とか、どうしてこんな簡単なことが出来ないんだろう、と思うばかりです。私は焦ったり恥ずかしかったりすると、すぐ顔が赤くなってしまうのですが、これも物凄く嫌です。発言して、間違えて、顔が真っ赤になって、そんなことを想像するだけで、もう発言する勇気は消えてしまいます。
他にも、例えばバイトの時。挨拶をするのは、人間関係において当たり前にしなければならないことです。それは分かっているし、挨拶しない人をちょっと感じ悪い人だな、とも思います。けれど、初めて行ったバイト先、元から働いている人達に挨拶しようと思っても、聞こえていなかったらどうしよう、無視されたらどうしよう(先程と同様、そんなことをしない人では無いであろうことはわかっています)、と考えてしまって、結果、俯いて小さな挨拶を絞り出すのがやっとでした。家に帰って、あれは絶対感じ悪い人だと思われた(自分が挨拶しない人に対してそう思うように)、挨拶も出来ないのか自分は、そう思ってまた落ち込みます。
とにかく全てにおいてこんな感じで、他の人が自分をどう思っているかを勝手に想像して、勝手に恥ずかしくなって、勝手に落ち込む毎日です。
他人が自分をどう思っているか、それを考えてもほとんど意味が無いことは分かっているのですが、止められません。電車の中で誰かと目が合った時、今あの人私の服装変だと思ったのかな、と思って一人で赤面するなんてこともあります。
内心の動揺が全く表に出ない人が、本当に羨ましいと思います。私も、人前に出た時、恥ずかしい時、動揺した時、顔が赤くならなければ、声が震えなければ、もっと自信を持てたのではないか、なんてないものねだりをしたりしています。
現代は、自信のある人(あるように見える人)、積極性のある人、そういう人が活躍する時代なんだろうと思います。本やテレビなんかでも、積極性は大事だとか、自分の意見を言えないやつは落ちこぼれるだとか、色々あります。私はそういうのを見る度、自分の将来に不安を覚えて、自分は就職できるのか、就職できたとしても、ずっとこの悩みを抱えたまま生き続けるんだろうな、と思います。
生きていくのって本当に大変ですね。