5日前、彼が練炭自殺をした。
その日の朝まで一緒にいた。
最後に電話で話をしたのも私だった。
よく笑う人だった。
苦しいよ。会いたいよ。
会いたいよ。
なんで連れてってくれなかったの?
私一人残して、生きろってゆうの?
なんで何も気づかなかったんだろう。
なんで自殺をしたの?
何も考えられない。意味がわからない。
おかしいよ。
当たり前に朝が来て夜が来る。
息もしている。
意味がわからない。
彼のいなくなった世界
当たり前のように過ぎていく。
このままずっと寝ていたい。
だけど目が覚める。
遺書には私の名前とだいすきとあった。
最後まで思ってくれたんだね
私のことを思いながら死んでいったの?
じゃあなんで?
自分が嫌な人間になる。
彼が最後まで思っていた
友達すら嫌になる。
ずーっとだいすきって言ってた。
彼のところへ行きたい。
会いたい。
彼との先を、これからを考えた。
彼とならずっと一緒にいると思った。
はじめてそう思えた人。
彼とならどんなことでも乗り越えられそう。
一緒に笑って、ときには喧嘩をしたり。
はじめてそう思った。
彼もこんな気持ちはじめてって言った。
なのになんで?
なんで?
彼のところへ行きたいよ
会いたいよ。
死んだらあなた(会える?
会えるのならすぐに行く。
彼に会えるのなら何も怖くない。
苦しさも、痛みも、未練もない。
助けてよ。苦しいよ。会いたいよ。