私は今、同性の後輩に恋をしている。
その子とはとても仲が良かったけど、もう引退してしまった私は接点がほぼなく、最近は全然会っていない。
告白しよう、いや、やっぱり諦めよう、でも…
心の中では気持ちが迷子になっている。
きっと諦めるのは難しいことではない。
でも、どこか店で買い物をするたびに、その店での後輩との会話が蘇ってくる。
吹奏楽の曲を聞くたびに、後輩と一緒に練習した思い出が蘇ってくる。
そのたびに、幸せと苦しさに挟まれてしまって。
忘れられないし、忘れたくない。
これから、そばにいられなくても、私にとってはずっとずっと大切で大好きな存在であり続けるだろうな。
それでもいい?
ごめんねこんな先輩で…
許してね。