こんにちは。五十路を過ぎたお節介おじさんです。
私も昔、大失恋を経験しましたよ。
正直、四半世紀たった今も、少し残っているなぁ…。
それくらいだから、当時は大変でした。
嫌われて別れたわけではなかったので、自分の力の無さも加わり、…もう、楽になりたいとそればかり。
毎日イライラして、荒れてましたよ。
私は本が大好物で、面白いと思えば何でも読むのですが、その頃は旅の話に引かれてました。
旅に行ってみようか…
ふと思い立ち、愛犬を連れて山形県へ行きました。
初心者のくせに、行き当たりばったり過ぎる旅だったので、宿はとれない、道には迷う、人見知りが災いして、うまく接することが出来ないと、散々!
暗くなった最上川の土手に車を止め、途方に暮れていると、犬の姿がないことに気づき、慌てて車を降りて探すと、目の前を流れる川を見つめていました。
その後ろ姿を見て、自分より旅情にひたっているじゃないかと大笑いしました。
その時、ようやく気持ちが軽くなったんです。
翌月には、一人で福井県への一泊二日の旅に出ました。
今度はちゃんと宿に予約も入れて。
その帰り道、
「俺は自由だ~~~!」
と叫んだのは、想いをふっ切りたかったのと、旅に出ることが、荒んだ心を静めてくれると気づいたから。
周りを広く見てください。耳をすましてください。
あなたに届く言葉がありますから。
まだ、これからですよ。