あのさ。
人生って、幼いころにどれだけ肯定されたかで全部決まるよね。
誰からも愛されて理解されて肯定されて受け入れられた人はいいよ。だって心の底から「自分は生きていてもいいんだ」って思えるから。その自信が根底にあるから、人格の基盤がしっかりしてるから才能だってどんどん伸ばしていけるし。
でもさ。
周りから否定されて疎んじられて育ってきた人間ってのはさ。
「よくわからないけどたぶん自分が悪いんだろう」「どうせ自分が悪いことになる」って思いながら生きるしかないんだよ。
自分はもうダメだね。心が閉じ切っちゃって。
ダメダメ言われすぎてもうボロボロなんだよね。
でもこうして傷ついていることさえ「ダメ」って言われちゃうんだよ。
愛されてないから愛し方を知らないの。だって愛をもらってないから。
なのにさ、大人になったら与えることを強制されるの。
どこまでいったって自分が欲しいものは得られないのに。
あーあ、もう生きるのやめたい。