この夏。
ハンバーガーチェーンのアプリで、ソーダのクーポンを発見。
何年も前からずっと飲みたかったんだけど、最寄り駅に店舗がなくてなかなか買えなかった。
昨年、店舗のある地域に引っ越してきて、初めての夏。
照りつける日射しの中、氷のザラザラ入ったプラスチックカップを手にすると、なにやら無敵な気がして、
昼日中に周辺探索。
ひとりもいない公園。
車だけは走ってゆく。
まれにおじさんも歩いている。
リアル1日一本しか来ないバス停を発見。
反対車線にはバス停が無い。
これ、乗ってきたら帰れないやつだ。
(いや、普通に駅まで歩けばすぐ着くんだけど)
それでも時刻表のインパクトが強すぎて写真撮ってしまった。
ふと庚申塔のある角を曲がってみると、結構な坂道だけど、今の自分は無敵なので。
蝉、入道雲、お寺、アシナガバチ、線路、階段
ちょうどソーダを飲みきったところで、いつもの通勤経路に戻ってきた。
30分間の冒険。
良い汗もかいた。
同僚に夏の思い出を聞かれたら、適当に映えそうな話をするけど、
ほんとはこういうのが心に残るんだよな。などと。
お伴は洗って乾かして、プラスチック回収の曜日まで飾っておこう。
なずな