暑い日が続くと、気持ちが沈んでゆく。
蛾を踏み潰すような何気なさで人を殺せたらどんな気持ちになるんだろうか
殺したい人はいない、こともない。
その理由は私が彼を殺したいからなのか、彼が私を殺したいからなのか、どっちなのだろう。
赤くて黄色い目がいつも空から覗いている。
大嫌いだ。むかし夏は暑いだけだよねって言ったらいいこともあるよって諭された気がするけど、いいことってなんだったっけ。
静かな森の奥の葉っぱになりたいと思う。
自然に笑える人がすごく好きだ。
だから、まだ好きになる人が見つけられない。
海の水と私とどちらがしあわせだろうか。
しあわせってなんだろうね。私はわかってる気がするんだけど、気がするだけかな、きっと。
まわりを歩いてる人は誰かを愛したいと思いながら今日も自慰に耽っているような人ばかりだ。
やっぱり心は夜を求めてるんだな。静けさと、暗さと、それから少しの雨があればしあわせなんだけど。うそだよ。
嘘をつきながら生きていきたいなって思う。私の外側はたしかに嘘だけど、中身は本当なんだよ。
本当のことを思いながら嘘をついて生きるのが私には向いていない。
ただのひとりごとでした。おやすみなさい。