私は小学生の頃までほぼ毎日死にたいと思っていた。
理由はたぶん、毎日親に怒られてたからだと思う。
私はとてもタイミングの悪い子供で、私が何かをすると必ずと言っていいほど、親の怒りにつながった。
「お前がいないと平和だ」「あの子がいると疲れる」とか、そういうことも言われた。
その通りだと思った。
親が怒るのは私のせいだし、親が喧嘩するのも私のせいだし、みんな私がいなかったら幸せになれると思っていた。
生きていてごめんなさい
怒らせてごめんなさい
みんなを苦しめてごめんなさい
そう思うと、私が生きていたらいけない気がして、毎日死ねたらいいのに、死にたいと思った。
次、嬉しいこと楽しいことがあったらその日に死のうって決めてた。
結局死ななかったけど。
私は親のことが好きだし、家族だし、家族との楽しい思い出もたくさんあった。
怒られて「なんで!?」と腹を立てることもあったし、親なんか嫌い、あんな人たちどうでもいい、と思ったこともたくさんある。
でも最後は私がいなかったら…って考えた。
1番悲しいことは、怒られるたびに私が私を嫌いになること。
なんで私はいつもこうなんだろう、みんなを怒らせるんだろう、みんなを嫌な気持ちにさせるんだろう、そう思うと本当に私なんかいなくなればいいのにって、死にたいって思う。
夜、寝るときに、布団の中で目を開けて、真っ暗な空間を見ることが好きだった。
自分がいなくなったみたいで、溶けちゃったみたいで、幸せな気持ちになった。
学校では普通に笑えるし、友達とたくさん遊んで、あ~楽しかったなって思ってた。
家に帰る途中で、少し悲しい気持ちになった。
でも、今日は怒られないで眠れるかもしれない、幸せな1日になるかもしれないって期待した。
大きくなるにつれて、私は親に言われることをちゃんと自分で処理できるようになって、毎日死にたいとは思わなくなった。
そのかわりに、誰かに自分が殺されることをたくさん想像して泣いた。
他の人が死ぬことを考えて泣いた。
今、自分は普通に生きてるけど、死に憧れてるような気がする。
明日生きていなくても何も困らない。
時々、気持ちがざわざわして、心に穴が空いたみたいに風が通るようなそんな感覚がある。
その時、私は泣きたくなって、生きたくないと思う。
でも私はまだ私の好きなことと嫌いなことがわかるから大丈夫だなって生きてる。
何が言いたいのかわからないけど、聞いてくれてありがとうございました。