性的なことでお金を稼ぐ女性たちが
わたしにはずっと遠くて
あの子たちは、いつもその時間、選ばれている
服を脱いで求められる美しい肉体を持っている
深い内面に触れない世界で、ただ表面上を
なぞる言葉とお金が交わされて
彼女らの肉体に、外見に、金銭を払い
接触を求める人がいるなんて
ただ、あこがれる
例えばもし、わたしが画面のむこうで笑って
服を脱いでも、誰かの一時の欲望を
ぶつける特別にすらなれない
もっと触れたくなるような美しい肌の子が
たくさんいるから
一人の夜、誰にも見せないあの孤独の
瞬間をわたしにぶつけてもらいたい
きれいな肌が、華奢な足が、なめらかで
すべるようなお腹が、かわいらしい鼻が、
高い声が、わたしにも欲しかったな
ずっとそんな欲情をぶつけられたかった
なのに、もう、春は過ぎたなんて
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
冬
それは1人の、特別な人ではなくて？
主さんが欲情をぶつけられなかったのは、私にはただただ主さんは表面上の薄いやりとりをしない人だからだと思った。
はっきりそのことを書いてるよね。
だから、聞いたの。
それは特別な人じゃなくていいのですか？と。
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