僕のひとりごとを聞いてください。
僕は上手く笑えない。
幼い頃の僕が笑うと、周りの人は必ず「うるさい」「気持ち悪い」って言っていたから…僕は笑っちゃいけないと思ったんだ。
私は人と喋るのが怖い。
幼い頃の私が喋ると、周りの人はだいたい「話しかけないで」「は?誰に話してたの」って嫌な目をするから…私は喋っちゃいけないんだと思ったんだ。
自分は誰も信用できない。
一番信頼していたお父さんとお母さんに言ったのに「辛いよ」「怖いよ」って。
でも二人とも「俺たちの時代に比べれば…」「練習すれば大丈夫!」
「過去のことなんか早く忘れなさい」
ってよくわからない考えばかり押し付けるから…自分はもう辛いことも苦しいことも、一人でなんとかしないといけないって思ったんだ。
僕は私、私は自分。
みんな疲れちゃったんだ。
この手紙を読んでくれてるあなたには教えます。
お父さんもお母さんも知らない秘密。
「私は小学生の頃からずっと、毎日夜眠る直前まで"消えてしまいたい"って思ってました。生きていることに疲れていました。
何度も色んな物が首に巻きついてきましたが、結局この呼吸が止まることはありませんでした。
ただ一言"可愛そうに"って言って欲しかっただけなんです。」
ワガママで餓鬼っぽい、甘えてばかりの僕…大嫌い。
でも私が僕を見捨てたら、もう誰も僕に寄り添ってくれる人はいないんだ。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。