ハードモードに気づいた。
集めたアイテムはガラクタで、身につけた装備は呪いの装備だった。
慌てて呪いの装備を外そうとするも外れない。
ここで新たなクエストが。
呪いの装備を外すための長期高難度クエスト。
クエストクリアまで呪いの装備は外れない。
ガラクタを握りしめて泣きそうになる。
この涙は本来の感情のものか呪いのせいなのか。
振り返ると、味方だと思っていた人の何人かは呪いの装備を勧めてきた人だった。味方のフリをした敵だった。
敵のなかには善意で勧めてきた人もいた。呪いの装備だと知らなかったらしい。
なんでこんなものを勧めたんだと怒ると、知らなかった、よかれと思ってと言い訳された。
根底にあるのは自分は悪くないという自己弁護。
ため息をついて背を向けるしかなかった。
呪いの装備はつけていると様々なバッドステータスを引き起こす。
過剰な自責、人に嫌われているという妄想、未来への不安……希死念慮。
すぐに外して捨てるべきなのだが、そこは呪いの装備。
ベッタリとくっついて離れない。心の一部と癒着してしまって引っ剥がすと大出血するなんてものも。
安全に取り外すためには正しい手順で行うことと、時間が必要らしい。
ここで絶望。
時間が必要?どれくらい?
装備が外れるその時の年齢は?
そこからやり直せるのか?
呪いの装備に引っかからなかった周りの人たちはどんどんレベルアップしている。
その間自分は押し付けられた呪いを外すことに専念しなければならない。
レベルアップできるクエストに参加することもできずに。
ただ、他人の幸せを見ながら淡々と呪いの装備を外すだけの人生を送る。
人生ハードモードクエスト。
私の人生は苦しむためにあった。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください