長くなるけど、どうか誰かに読んで欲しい。
アフリカの子供なんかと比べたら甘えてるのかもしれないけれど、これまで22年間、周りと比べたらハードな人生を送ってきたと思う。
環境とかの要素に加えて、どうしようもないくらい要所での運が悪い。努力や実力である程度の所まで高めても、「天命を待つ」段階で全部壊れる、そんな思い出ばかりがある。同情されても惨めなだけだし、理解して貰えるとも思わなかったから、そんな事は匂わせないように笑顔で生きてきた。
何となく、理不尽な苦労してもいつか幸運が訪れる、幸福の帳尻合わせをしてくれる神様がいるように思い込んでいた。
ただ、少し限界を感じた。誠実に、ありのままの自分を見てもらおうと思って臨んだ就活。第一志望の企業の最終面接にまで辿り着いた。人気や倍率もトップクラスの企業でここまで残れた事は嬉しくて、誠実な就活は間違ってなかったんだと思った。
最終面接での役員さん方は、凄く学生の事を見てくれる面接官だなと感じて、聞かれた過去のトラウマなんかも正直に話した。こちらの話にも食いついてくれて、質問にもかなり具体的に答えてくれたように思った。で、昨日。ドキドキしながら結果を待っていたら、ここまで来て落とされた。
自分は絶対に自殺なんてしないと思っていたけれど、あの落選メールを受け取った時、もしも駅のホームなんかに居たら、どうなっていたか分からない。信頼感を感じていた面接官が人を不幸にして笑う鬼に思えて、もう誰も信じられないと思った。
俺は生きないといけないから、まだ立って就活を続ける。でも、もう足場はグラグラだし、面接官を信頼して自分の根っこの部分を晒すなんてことは、もう出来ないと思う。
泣こうと思ったけど上手く泣けなかった。
強く明るくあろうと生きてきたから、周りに弱音なんて吐けない。
ここまで読んでくれて人がいたら、ありがとう。