私の中に全く反対の人格を持った誰かがいるみたいで苦しい。まるでジキルとハイド。
時々冷酷な自分が顔をのぞかせる。
すごく悪い言葉を放ったり、相手をいたぶってやりたいと思ったり、めちゃくちゃにしてしまいたいと思ったり。
そのたびに私はその気持ちに蓋をしようと必死になる。「なんでそんなこと思うのか!?」「自分の首を絞めるだけ!」と宥める。
でもブレーキはいつも効くとは限らない。
なんで私はあのときあんな言葉を言ってしまったんだろう、とかよくあんなことして報復されもしなかったものだとよく思う。
私自体忘れっぽいのもあるかその記憶自体が迷子なこともある。
何かに対し、「好きだな」と思ってる自分と「嫌いだな」と思ってる自分がいる。
人を好んで愛する自分と人を毛嫌い憎む自分がいる。
わざとその人が傷つくことを言ったりしときながら、後悔する自分がいる。
後悔しときながら、また気づいたら同じことを繰り返してる。
私の中の悪い子は流石に法律に反しようとはしないようだけど、あの子は正直迷惑極まりない存在でしかない。
もういっそ分離させてくれ。私は平穏に生きたい。あの子に何度大事なもの壊されてきたんだか。