やる気が出ない。海底に沈む貝のようにじっと
していたい。なぜいけないの。いつも明るく
エネルギーに溢れていなければいけないの。
ずっと私は役に立ちたいと思っている。だけど、
焦っている。何で何もできないんだろうって、
どこかでうんざりしている。自分を偽って抑え
なくてもいいという表面的な声。に感じるだけ
なのか実際そうなのかは分からない。よくある
話なんだろう。行動しなければ何も変わらない
けど、変化が面倒だからダラダラと生命力の
薄まった時間を過ごす。たまに刺激があると
息を吹き返すが、すぐに元の死んだ魚の目に
戻る。言い訳のように複雑なことを考えて、
論文でも発表するかのような理論を発明する。
だんだん自分が何をやっているのか分からなく
なって行く。ただ、変化は面倒くさい。旧態
依然を死守しようとする抵抗勢力と全く同じだ。
一人でいる時だけ創造性は働く。色んな情報を
集めてどんなことができるか想像する。それが
何より楽しい。でも人の目が気になって何も実現
できない自分を責めたりしている。そうすると負の
スパイラルで実現できない自分が実現し続ける。
周りの小さな一つから変えて行く。これが普通。
変化のない毎日に飽き飽きしている。新しい情報に
惹かれる。でもだってがその後延々と続く。煩悩
即菩提。その通り。この煩悩の堂々巡りはいつか、
あの時はそうだったけどそれがあったからこそ今は
こんなに幸せを感じられる、喜びと感謝で一杯という
瞬間が訪れる。過去と現在と未来。不思議な感覚だ。
一瞬ワープしたかのような。過去になった今を未来
から見ているという夢を見ている、今。つまり変化
とは何か。行動せよ。変化を恐れるな。もしかしたら
これはどこかおかしいのかもしれない。全く変化する
必要はない。スキルを上げたり、人間性を磨いたり、
就職結婚出産子育て病気を経験したり、旅行したり、
痩せたり、健康的な生活をしたり、知性を高めたり、
色々やらなくてはいけないこと。気付くだけでいい
のだ。変化とは今が過去になり、未来が今となるこ
とだ。それは今描けるということ。今日のこの文章を
書き始めた時は思いも寄らなかったことへ辿り着く。
それでいいのだ。