引用
『地球上から人間が1人や2人消えたところで何の変化も無い』
広いこの世の中の地球上でたった一人や二人の命が亡くなったって広い視点から眺めたら、どうって事もなんら変わる事も大した事なんて無い。
対岸の火の1つに過ぎない。
何故かって？
自分や自分の身の回りの事じゃ無くて所詮、他人事で直接の実害が自身に及ばないからサ。
但し、身近な親しい人や身内の死や自死はまた別の話しだがね。
引用
『自殺に至る直前の状態では、極度に思考が低下し、自分を責めぬいた揚句の「無」の極致にあり、死ぬことで全てに謝罪するような、そんな視界になっているといいます。死ぬことで誰かが悲しむとか、そこまで考えはまわりません。本人にとっては、死ぬことが謝罪なのですから。』
死ぬことが謝罪・・・
自責、自罰の念に駆り立てられて
希死念慮に捕らわれると周りなんか見えなくなる。
何故、謝ってるんだろうか？
誰に？
自分に？
周りの人々に？
誰に？
何を謝ってるんだろうか？
何を？
自死する事を？
本題
先日、友人との、メールのやり取りで
東日本大震災死者数の話しの流になった。
東日本大震災の被災による死亡者は12都道県で1万5897人、行方不明者は6県で2533人。
毎年その日にちになるとお祭りの如く騒ぎ立てる
『先月、東日本大震災から8年経ち、テレビが被災遺族を悲劇の主人公として扱ってたけど、8年間で自殺した人数の方が、はるかに多い事を、ほとんどの人が知らない。
でね、
年間自殺者数
日本は年間約2万人近く、平均すると1日約50人が自殺しているんだよね。 』
(其れでもピーク時よりも減った)
って話しに成った。
一日約50人
実際はもう少し上回ってると想う。
と在る機関の発表によると昨年(2018年)の自殺者数は2万1321人。
人の命ってナンなんだろうね？
以前、チャリンコで世界を走って旅をしたと言う人の講義を聞いた、その中で
「日本に生まれ住んでいると言う事は宝くじに当たった様なものだ。
それだけ幸せな事なんだ。」
と言っていた。
宝くじ？
まあそう言う側面も在る、確かに世界を見回せば政治的にも生活面でも治安でも不安定で危険地域は沢山在る、
で、それに比べれば日本は「基本的」に平和で安全で穏やかだ。
の筈なんだが
でもどうだ？
クジにも色々在って
当たりくじ、だけじゃ無く
貧乏くじなんてモノも存在する。
神にも福の神が、居る様に疫病神や貧乏神も居るとされている。
幸せ？
幸せを感じ享受する者が自死を選ぶのか？
・・・・・・
話しを戻す。
まだその自殺者数に俺は含まれて居ないものの
が
これからどーなんだろうか？
先の事なんか解らない。
今は目の前の事だけ。
でも
何で死にたいって想うのかな？
何で生きたいって想っているんだろうか？
いや、生きたいって想ってなくても生きていて、生存可能保持行動、活動を取り、死なない限り色んな事や想いを抱え生きてくんだろうな。
人なんていつか必ず死ぬ
其れが自死なのか
事件事故なのか
病死なのか
災害なのか
偶然なのか
必然なのか
苦しんで死ぬのか
安楽死なのか
寿命なのか
因果応報なのか
色んな条件や、タイミングが重なって
望んでいようが望まなかろうが
必ず
死は訪れる。
死を避けられず望まぬ死にゆく命。
生きていく中で
死にゆくまでに
棘の道か？
穏やかな道か？
惜しまれて絶命するのか
嗤われて絶命するのか？
人に殺されるのか？
自分で自死をえらぶのか？
語弊と異論、批判、を承知で言う
あくまでも俺に対してだが
死んじまう奴なんか力が無かっただけダ
力が足りなかっただけダ
力が及ばなかっただけダ。
ただそれだけの事。
俺だけの事だ。
人にはそれぞれ事情が在る。
抱えてる事も違う。
だから俺以外は誰も該当し無い。
今、手元に在る命。
だけど自分ひとりだけの命じゃ無い。
自分が自死を選び遂行したら周りの人間はどう想いどう感じ如何するのか?
そして確実に死にたい。
失敗したり他人を巻き込んだりなんかしたらもっと辛い現実が待ち構えている。
何にしても楽して美味いもんには有り付けない。
最近再び死にたい想いが心の何処かにうっすらと纏わり付いてる
自分が自分に要求するレベルと水準が不足してとても酷く低すぎるからだ。
多分自分に対して認証要求が高いんだろう。
勿論俺は俺のことを認めてる
いや、認めてると言うよりも
認識してるって方が正確だな。
そして
再び
腕にペティを強く強く押し付ける
ソラをラムネの如く喰う様に成った
少し落ち着く。
その時だけ落ち着く。
しかし
根本的には何ら解決していない。
空はこんなに青いのに。
世の中に穏やかな景色と空気と空間が在るのにネ。
バンザイクリフって知ってる？
俺はどうしても行きたくてその地に赴いた。
たまたま旅行で、その地に行ったんだけどフリータイムで其所に行きたいと要望した。
サイパン島
バンザイクリフ
慰霊塔の目の前に広がる綺麗な綺麗な青い海。
涙が止まらなかった。
空はこんなに青いのに
と泣きながら呟いた。
訪れたその日はとても穏やかな気候だった。
何故だ？
空はこんなに青いのに。
バンザイクリフ？
サイパン島の第二次世界大戦、戦時中の激戦地、の1つ
迫り来る戦火の炎に追い立てられその美しく青い海に断崖絶壁から海に身を投げ命を絶った
万歳と叫びながら・・・
行く少し前に上皇両殿下が慰霊の御訪問を成されたと聞いて恥ずかしながらバンザイクリフを初めて知った。
この地でとても沢山の命が民族、人種、国籍、性別、年齢を問わず息絶えた。
この地この時代に限らず
どんな気持ちだったのだろうか？
悔しさか？
恐怖か？
絶望か？
怒りか？
苦しみか？
怨念か？
無念か？
憎しみか？
悲しみか？
今ではその凄惨な出来事が在った事が嘘の様なその景色と青い海。
何故だ？
何故、俺は自死を視野に入れてる？
答えは解らない。
