私が一番ずるいんだよなあ
修士1年目で理系の研究室に所属しているものです
人数は小さめのラボで、同期は私含め3人です
少し前に先生にラボ辞めさせてもらえるように言ってきました
とても指導熱心がゆえに怒鳴ることが多く、できない私が悪いのですが、よく怒られましたね
辛かったと私は言いましたね
その中での辞めます、ですから、誰もが先生との折り合いの悪さを理由にそう言ったのだと思ったと思います
何人もの人が同じ理由で毎年辞めていくようなラボですしね
私も、先生を理由に辞めたと言ったと思っていました
でも、そうじゃなかったなって気が付きました
同期の2人にはよく支えてもらいました
よく一緒に飲みに行きましたね
気が付けば、先輩も先生も認める仲良し学年となってましたね
でも、でも、私は気が付いてしまったと思います
私がラボをやめようと思った一番の理由は同期の2人なんだって
同じ日に配属されて、よーいどんで研究を始めたのに
気が付けば、途方もないくらいの差をつけられてましたね
そんな彼らと自分を比べるのが辛かった
自分のできなさを、ひたすらに痛感させられる
そんな毎日から逃げ出したくてたまらなかった
これが、私がラボを辞めますと宣言させた一番の理由だったと気が付きました
それなのに、私は今日も先生を理由に
先生の当たりの強さを大義名分にして
新天地で頑張る、とかいうスタンスですね
ずるいですね
誰も何も悪くないのに
自分が悪いのに
結果出せない自分が悪いのに
先生を理由に
本当の理由を隠していますね
私って何だっけ
こんなこと、友達にも言えません
自意識過剰かもしれないけど、友人は、ブラック研究室と知っていますから、私を心配してくれることでしょう
私が悪いのに
心配されるに値しないのに
こんな私を気に掛けるくらいなら、だれよりも直向きに進もうとしている同期2人を応援してあげて...
支えあってやってきた大切な2人ですから
誰にこんなことが言えるのでしょう
その同期2人を見ているのが辛いだなんて
それに気が付かないふりして、先生を理由に辞めようとしているなんて
私って何
生きるって何
誰のことも幸せにできない私が幸せを求める権利なんてないのに