わたしは……
22歳も年下の人を好きになってしまいました。…………
有り得ないですよね。
自分でもびっくりしています。
でも 彼を好きになってよかったと思います。
手を繋いでくれた……
手のひらを合わせてくれた…………。
……わかっています。
絶対に結ばれることのないこの気持ち……
でも 彼のおかげで 空の青さが…風の心地よさが…… 足元の野花が……
わたしの周りにある 美しいものが 素直に美しいと感じられる………。
彼のことを好き以上に家族のことを思わなきゃと思い、家族にやさしくなれる。
旦那さまは とてもやさしいです。だからこそ大事にしなくては……。
そんな風に思えるのも 彼を好きになったから………きっと 何もなかったら 家
族がいることも当たり前で こんなにやさしい気持ちで大切にしようと思っていな
かったと思う。
ありがとうね。
わたしにこんな気持ちをプレゼントしてくれて………
もう 手を繋いではだめ………手のひらを合わしてはだめ………もう 見つめあっ
てはだめ……
わかってる。
苦しくて………
そんなこと 誰にも言えずに ふたりだけの心にしまっておいてもうすぐ5年……
…。
出会うことがあると 彼は やさしいから いつも普通に接してくれます。 誰に
もきづかれてはいけない私の気持ちだから…………
去年のクリスマス…… 握手をしたよね。手を繋いではいけないから……………
ほんとに ほんとにやさしい人………
ありがとうね……。
わたしは あなたが 心も体も元気で 幸せにしてくれてたら それで嬉しい………
それでいい……
ごめんなさい。長々と………
誰にも言えないことだから…………