長い 長い 血の紅い海の中に
一本の光がさしこんだ
光は遠くて 遠くて
手をのばしても 届かなくて
あきらめた 時
血の紅が どんどん 黒くなっていった
こわい こわい
ひっしに 紅と黒をかきわけて
遠くて 遠くて 遠かった光に
指先が ふれた
あたたかい そう想った
光の方へ と もっと 手をのばしたが
いつのまにか まわりは 紅から黒になってて
ぼくはそのまま 黒に つつまれたんだ。
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