親が嫌いです。
私の親は俗に言う「毒親」に分類される親だと思います。
最近私の最大のストレスになっているのが父です。
父は昔からおしゃべり・うんちく語り・自慢話・自分語りが大好きで止めても止めなくても相手の反応など一切おかまいなしにペラペラと話し続けます。
それもこちらからするとつまらない話ばかり。
大抵は昔外国を旅した自慢話と、偏った知識のうんちく、自分語り。しかも同じ話を何度も何度もします。
さらに、こちらがまともに聞かなかったり少しでも反論したり、「それこの間も聞いた」等と指摘すれば決まって逆ギレ。
本当に自分本位です。
父は物凄くかまってちゃんな性格でもあり、自分が構って欲しい時にだけ私の部屋の近くに来て変な鼻歌を歌ったり、口の中で音を立てたり。私が料理していると顔を近づけて覗き込んできたり。
一つ一つは大したことではないかもしれませんがこれがほぼ毎日なんです。毎日の積み重ねで本当にイライラしてしまいます。
特に朝は、私が朝が弱いせいもあってイライラしてしまい父を完全に無視したり避けたりするので父はそれが気に入らないらしく出かけに「こんな時間に出勤なんて女は楽でいいよな」と言ってきて(仕事が朝も夜も遅い時間なだけで女であるなどは関係ありません)またそれがストレスを助長します。
また休日に私が寝ているとそれがまた気に入らないのか、ドアをドンドン叩いてきてあげく鍵を外から開け無理矢理入ってきて私のベッドを蹴り「寝てばっかなら出てけ！！お前が暮らしてる意味ない！！」と怒鳴られたりもします。
これでも土日は家事をしています。家にお金も入れてます。
平日働いている母にほとんど家事をやらせて自分は何もしない父に
そんな事を言われる筋合いはありません。
とにかく、父と相性が悪くてストレスが溜まっています。
ただ、原因が自分にもあるのは分かっています。
いつまでも実家に頼って出て行かないからいけないのだと分かってます。
今のストレスは実家を出ればほぼ解消されると思います。
私が何より辛く悲しいのはこのまま父を嫌ったまま一生過ごすのだろう、という事です。
さんざん書きましたが、私は幼い頃は父が嫌いではありませんでした。
おしゃべりで気分屋であまのじゃくという性格は今と変わりませんが、今みたいな理不尽で自分勝手で幼稚な性格はあまりなかったんです。
今思うと父の性格が歪んできたのは定年退職した後で、仕事を辞めやることが無くなったせいで鬱憤が溜まっているのだと思います。
でもだからと言って私も働いていて私の生活もあるので、私は父のメンタルケアをしてあげる余裕はありません。
実家を出れば私の心は軽くなるだろうと思いますが、今はもはや母親と一緒になって父に対して「早く死んでくれ」と思っている毎日です。
こんな親子関係築きたくなかった。
でも私一人で関係修復の為に奔走する気力も余力もありません。
親から逃げる事に少し罪悪感を覚えるのと、普通の親子ならこんな気持ちになったりしないんだろうな、という羨ましさと妬ましさがあります。
本当に親子でも家族でも、人間というのはなぜ十人十色、億人億色なんでしょうか。
僕は深く考えずにはいられません。
人間が多すぎるからなのか。
現代の家族は急に無人島の様な場所に家族で放り込まれたとしたら、食料を奪い合いだしたり、家族というものを維持出来ない家庭も多いのではないか。
極限やそれに近付く程、現代の自給自足に全く縁の無い家族は表面上どれだけ取り繕っても、実際は絆など余り無いのではないか。
義務感や世間体で成り立っている家庭が多いのではないか。
寂しさとか感情を抜きに考えたら、現代は家族であってもバラバラに生きた方が生きやすい様には感じます。
下手にお互い何か当てにしたり期待してしまうから、上手く通じ合えない事がより
ショックに感じるだけなのかもしれませんね。
家族と離れる寂しさを感じなければバラバラに生きた方が良い、寂しさを感じなければ感じない事もまた寂しい事ですね。
親子間、兄弟間での争い、殺し合い自体は江戸時代など昔からあった訳ですから不思議ではないでしょう。
