毎日毎日、食べないと元気にならないと言われ、吐き気を覚えながら、かろうじて、ドロドロの食事を口に運ぶ。味など分からない。献立カードがなければ、お皿の中に何が入っているのか、何を食べているのかも分からない。
喉に開けた穴から、酸素を吸い、胃に開けた穴から栄養剤を流し込み、人工の体は今日も永らえている。
こんな状態を生きていると言うのだろうか。
一人では生きていけない。
誰かの助けがなければ、気管が詰まって、窒息してしまう。
自立した人間とは呼べない。
昨日より今日、今日より明日と積みあげていける人は幸いだ。
下り坂を下りるように、ゆるやかに下降してゆく体力と気力。
ここには、毎日、
死にたいと胸をかきむしる人の声がこだましている。
死にたくても死ねない人たち。
生きたくても生きられないいのち。
取り替える事も叶わない。
何のために、こんなにまでして、生きているのだろう。
何のために、生かされているのだろう。
答えが必要か?
そう、死ぬまでは生きていく。
いのちがある限り、責任を果たす。
夢も希望もない。
息をすることがくるしい。
いつまで続くのか。
ようやく、今日が終わる。
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