自分の価値観で行動していないのかも。
例えば「学生の本分は勉強だから」という一般常識に従い勉強するのと、「私は医者になりたいのだ」という自分の夢や生き方の為に勉強するのは、どちらがハリがあるでしょうか。
社会人でも同じだと思います。
「仕事は真面目にやるもの」という常識ではなく、「評価され昇進したい」とか「あの上司が大嫌いだから、早く部署異動したい」とか、そういう自分のモチベーションを元にして頑張る方が、努力が苦にならないと思います。
あなたはなぜ頑張っているのですか?
「仕事は真面目にやるのが普通だから」ならサボるのがうまい人にイライラするでしょうし、「定時に終わらせるのが普通だから」なら最初から残業を見越して仕事をペース配分する人にイライラするでしょう。自分が他人の決めた価値観、ルールにきちんと従っている分、そこから外れている人をズルいと感じるからイライラする。
でも「初めて関わる大きなプロジェクトを成功させたい!」という自分自身の気持ちがあるなら、サボる人も効率悪い人もどうでも良くて、意欲的な人と協力したり切磋琢磨したりしてどんどん進められますよね。
そんな風に自分の為の目的を設定してみたらいいんじゃないでしょうか。
最後に。
やっている当人が苦痛に感じるなら、それは「真面目」とは言いません。
真面目って、本来気持ち良く出来るものだからです。不良がポイ捨てしても「いいなあ、気軽にポイ捨て出来て」なんて思いませんよね。「私はあんな人間じゃなくてよかった」と思いますよね。真面目であることを楽しめる、誇りに思えるのが本来の真面目です。
真面目なせいで生きづらいと思うなら、それは何か無理をしていたり、自分の意思でなくても「皆はこうやるだろうから」という建前で行動を決めていたり、そういう部分があるんだと思います。
真面目な人は、自分の美点は真面目だと思い、特に改善の必要もないと思うがゆえに、自分の本心、感情に向き合うことをあんまりしないように思います。
あなたの価値観で頑張って下さい。その方がきっと生きやすいです。