友達と呼べるような人がいません。
本音を打ち明けられる人がいません。
辛いです。溜め込んだ気持ちの行き場がありません。
家族には心配かけたくなくて、辛いことを本音で話したことはほとんどありません。
仕事ができなくてごめんなさい。
うまく説明できなくてごめんなさい。
コミュニケーションをとるのが下手くそでごめんなさい。
死んでしまいたい、と毎日思います。
そんな勇気はどこにもありませんが。
30歳を目前にして、このままではいけないという気持ちだけが空回りします。
孤独が怖いです。
苦しみながら人生を過ごし、孤独死する未来しか見えません。
どうして世の中はこんなに生きづらいのでしょうか。
どうして私はこんな出来損ないになってしまったのでしょうか。
ここから這い出す方法がわかりません。
誰か助けて。
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ななしさん
友達というものに夢を見過ぎている感じがしました。
「本音を打ち明けられる人がいない」とありますが、そもそも本音を打ち明ける前提で友達を探しても見つからないと思います。
本音を言うのってハードル高いですよね。勇気がいるし、言葉を選んでもマイナスに受け取られてしまう可能性がある。コミュニケーションが苦手と自覚がある主さんなら尚更です。
だとすると、相手は相当信頼出来る人じゃないといけませんよね。口が固く、あなたを大切に思っていてくれる、仮に愚痴とか弱音みたいなネガティブな本音でも頭から批判せずまずは耳を傾けてくれる、そんな人。
そういう人を求めていると、友達の理想が高過ぎて見つからないのです。
ちょっと良さそうな人、合いそうな人を見つけても「私を大切にしてくれそうか、裏切らないか」「絶対の信頼をおけるか否か」という目で見てしまい、当然まだそこまで信頼出来ないから警戒してしまう。
結果その警戒オーラが伝わり、相手からも距離を置かれてしまう。
それだといつまで経っても人並みに親しくなることさえ出来ません。
友達って、そんな構えるものじゃないのです。こう言うと不誠実に聞こえるかもしれませんが、そんな真剣過ぎなくていい。人生で本当に真っ向から真剣に付き合える人数なんて、たかが知れていますから。
最初は気軽に気安く、まず知り合う窓口をオープンにしましょう。「隣の席だから」「同期だから」「社食で一人で食べたくないから」くらいの動機で何となく一緒にいて何となく雑談する。それくらいでいいのです。
そうして軽い付き合いを続ける内に、本当に仲良くなれそうだと感じた人がいたら、その人には本来の自分を見せるのです。プライベートな話をしたり、相手に対する好感を素直に伝えたり。それで相手が興味を持ってくれたら、次は私的な会話や、一緒に行動する時間を増やしてみたらいい。
いつの間にか、本音が言い合える仲になっている。それがお互いストレスがなく、相手に自分をわかって欲しいと期待を押し付けることもなく付き合える、ちょうどいい関係性だと思います。
あと、コミュニケーションが不器用なのはあんまり関係ないから大丈夫です。
関係あるのは会話のうまさとか話題の豊富さとかじゃなく、姿勢です。好かれる人は大体「相手を傷つけない」ように話し、好かれない人は大体「自分が嫌われないように」話しています。
違いがわかりますか。前者は相手をちゃんと見ているから親しみが伝わりますが、後者は自分しか見ていないので「この人私のこと別に興味ないな。一緒にいてくれるなら、私じゃなくてもいいんだろうな」と思われ白けられてしまいます。
親しい人さえいれば、孤独感も焦りも全て解消されるはず…と考えているなら、それは危険です。その考え方には「他人に救ってもらいたい」という期待感が少なからずあるからです。
期待があるとどうしても結果を焦ります。勝手に依存したり、(相手にそんなつもりはないのに)そっけなくされたと感じただけで勝手に落ち込んだりします。そうすると相手は居心地が悪いです。
私には8年くらい付き合っている人がいますが、ガチの本音を言えるようになったのはここ1年くらいです。結果を焦らず、気長に積み重ねていって下さい。
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