私は小さなときから皆とは違う見た目でした。
目は酷く内側に寄っていて、全身には子供なのに濃い毛がたくさん生えてました。
そんな見た目の人は家族にも親戚にもおらず、辛く孤独でした。
それところか歳の近い兄は、妹の私が言うのもなんですがとても愛らしい見た目をしてました。
知らない人が「可愛いね」と声をかけてくるほどてす。私の隣で褒められてる兄をいつも羨ましく思いました。
『どうして自分は皆のように普通の姿ではないのか』と、今でもずっと苦しくてたまりません。
他にもいくつか心身に病気があり、自分から逃げたいです。
人の目を見て話せるようになりたかったです。水着を着て海に行きたかったです。自分に怯えず生きたかったです。
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名前のない小瓶
私も普通になりたかったです。っていうのは「普通以下」の扱いだったからだと思います。特別可愛いくなんて望んでないし、みんなと同じ体操着を買ってもらってみんなと同じようにしたかっただけだったのですが。
でも、大人になったら、仕事が出来るとか気遣いが出来るとかいろんな要素でも判断されるようになるよ。
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