ずっと描いてきた。下手な絵を。
……動きは止まり、えんぴつが手から落ちる。
場面は変わり。
狂気に満ちた表情で左手に握りしめた包丁を右手に振り下ろす。
包丁を一度叩きつけるだけでは骨まで断つことはできず、溢れてくる感情と痛みで涙が絶えず流れる。
悲痛な叫びをあげながら、何度も何度も右手の指を一本ずつ包丁で分断していく。
部屋は静まり返った。しばらくするとすすり泣く声とともに、「これで幸せに…」というつぶやきが。
原型を保っていない右手を前に伸ばして机に突っ伏している。
その右手からはただ虚しく血が溢れ出していた。
包帯でぐるぐる巻になった右手でえんぴつに触れた。カランと音がするだけ。もう二度と、えんぴつを握って、いつものようにくだらない絵を描くことはできない。
それでもまだ、諦められない私がいたとしたら、どうしてやればいいのだろうか。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項
包丁を右手に振り下ろすというのは、
実話でしょうか?
この小瓶からは推察するのは
難しいですが一つ言えるのは、
自分を傷つけるのはおすすめできない
ということです。
私も指を彫刻刀でストレスのあまり
傷つけたことがありますが、
傷口から血が滝のように流れ
恐怖を覚えました。
同時に、これまでに経験したことの
ない悲しさで涙が流れ、机の上が
湖のようになりました。
自分を大事にしないと、
虚しさと悲しさで心が
覆われてしまいますよ。
誰でも無料でお返事をすることが出来ます。
お返事がもらえると小瓶主さんはすごくうれしいと思います
▶ お返事の注意事項