自分は出来にくい、避妊もしてるし大丈夫。なんて高を括っていたけどあっさり妊娠。
産んで育てられる環境じゃない。仕事なんて今大事な時期で激務だから、避妊をしていたのに妊娠した。
生理が来なくて、安心したくて買ったはずの妊娠検査薬の線が入って嘘でしょ…なんて、全然実感がわかなかった。
彼には『堕ろして欲しい。』と言われるのが怖くて、自分から『堕ろしたい。』と言った。
自分でも冷静なつもりだった。高校生の頃、妊娠して中絶して苦しいと泣く友達に、『私だって育てられない環境だったらその選択をしたと思うよ。』なんて言った。
大事な命を自ら、絶つ、なんて悲しいけどしょうがない。今回も同じこと。しょうがない。言い聞かせてた。
産婦人科に行って、エコーを撮るとまだ小さくて手術が出来ないから3週間後に手術しましょうと言われた。
あと1ヶ月近く、一緒にいたら情がうつってしまいそうで怖いと思った。
あ、私は本当に妊娠しているんだとようやく思った。
そう自分で思うことすら、自分は酷い残酷でどうしようもないクズに感じた。
仲のいい家族にも、言えるわけがない。
幸せそうにつわりを我慢する妊婦の姉を見ると、羨ましく思うし、子供を見ると苦しくなるし、どうしようもない嫉妬が湧いてきてしょうがなかった。
もし、私が産めたなら。みんなにおめでとうって祝福されて、お腹をさすってもらって、お腹に話しかけてもらって。
もういい年した大人なのに、どうして私には“産む”と言う選択が出来ないのだろう。
堕ろしたい、と言った時安堵した彼の顔を見たからだろうか。もし、産んで欲しいとお願いされたらどうしていたんだろう。
自分の未熟さ故に、自分がどうしようもない故に、誰にも祝福されないお腹の子に申し訳ないなどという言葉では示しがつかない。
産めさえすれば、この子はみんなに祝福されるのに。
一生懸命不妊治療をしているご夫婦のもとへと行ってくれたのなら、どれだけよかったことか。
どうして私の元へ来てしまったの?と毎日泣きながらお腹をさすっていた。
落ち込む資格なんてない、泣く資格なんてあるわけがないのに、難しいね。自分が悪いのに、本当にごめんなさい。
二度と同じ過ちを繰り返さないと誓って、あなたのことを無かったことには絶対にしない。
一生忘れない。
あの時の友達が、辛さを知っているからこそなのか、優しい優しい言葉をかけてくれるけれど、そんな優しい言葉は自分可愛さに中絶を選んだ私に相応しくない。
手術をしてしまったら、どうなってしまうんだろう。
何も見えなくなったお腹の中を見て、どう思うんだろう。
しょうがないって、思うのかな。
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ななしさん
避妊していてもできた。
それはもしかしたら赤ちゃんがうっかり急いで会いに来てくれたのかもしれませんし、母親になる機会がおとずれたのかもしれません。
いずれにしても貴方のせいではないですよ。
母親になる機会とは、大抵決して自分達の良いタイミングでは来ないものです。
私は結婚していて覚悟はありましたが、よりによって引っ越しした直後に妊娠して、しかも重症妊娠悪阻で入院するなど結局お金にてんてこ舞いしちゃいました。
幸い義家族の側に引っ越したので色々助けて頂いて、帝王切開という形でですが出産まで漕ぎ着けれました。
ただ、結果がどうなっても彼氏とは決して逃げず2人でしっかりと話し合ってください。
そこが中絶した後のちのちに一番後悔する所かもしれません。
今貴方はお腹の中の存在がとても怖いかもしれません。
彼氏も急には父親感覚には決してなれないでしょう。
でもどちらも仕方がない事です。
ここが一つの人生の変わり目と思って、怖くても向き合いましょう。
もちろん泣きながらでもいいんですよ(^ ^)
今はひとつの人生の踏ん張りどころです。
それに妊娠でなくとも何度か訪れるのが人生の変わり目です。
しっかり話し合って、それでもお互い無理となれば赤ちゃんも納得してくれますよ。
そして、また会いに来てくれる日を待ちましょ。
どちらになっても間違いではないですよ。
ただ、中絶する前に貴方自身がしっかり納得する必要があります。
そして今いっぱい考えてあげるだけでも赤ちゃんは幸せかもしれませんね(^ ^)
お友達にも助けてもらって、自分の納得できる道を決めてください。
最後に拙い言葉しかおかけできなくてごめんなさい。
小瓶という遠くからですが、貴方の事を応援しています。
ななしさん
わたしも中絶控えてるものです。
考えられませんよね、今お腹の中にいるのに。きっと思ってる以上に痛く、いなくなったとわかってるのにお腹をさするでしょう。
今自分が生きてること、育ててもらったこと、今があること感謝して今後の生活していきたいとわたしは思ってます。またいい環境でできたとき、たくさんの愛情をあげること忘れないでほしいです。
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