誰にも言えない気持ちを、
嘘偽りのない気持ちを、
自分をより良く見せようとせず、
ありのまま、あるがままの感情を、
ここに吐き出すことができる。
ここに溢れんばかりの想いをしたためると、破裂しそうになっていた何かがスッと落ち着く。
でも…
小瓶を流してから数日が経って、
あらためて自分が流した想いに目をやると、
自分でも怖くなることがある。
そして、少し後悔する。
感情が暴走してる気がして。
こんなに荒々しい感情を、見ず知らずの人たちに曝け出してしまったことに。
「こんな内容、朝から読んだもんなら、さぞかしヘビーだろうな…」
申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
私は自分が一人になれて、静かに時が流れる頃…夜遅くに一日を振り返るが如くに小瓶に手紙をしたためてしまうから、それもいけないんだろうな。
とか言いながら、今日も間もなく23時になろうかとしているのだけど…。
今、ここにこうして宛メの前にいる人たちだけでも幸せが訪れて欲しい。
傷ついた心が少しでも癒えて欲しい。
辛い局面から逃れられますように。