別にやめるのは駄目なんじゃないんだよね。やめることに何の意味があるのか?ってことよ。
ミュージシャンを目指す15才が、高校やめて修行の為にアメリカに行きたい、って言うなら、夢を応援しようって思う親もいるだろう。でもそういう目的が何もない15才だったら、やめたらデメリットしかないわけで、デメリットしかないことならやらせたくないと親は思うのさ。
でも、主さんにとっては、高校をやめることにはメリットがあるんだよね?
だったら、その願いを叶えるためにもっと強くなること。反対してる人を説得するには、ただシクシク泣きながらやめたい…と呟くだけじゃ駄目なんだ。相手に響かない。逆に「こんな幼稚な性格なら尚更、高校やめさせたら駄目になる」と思われてしまう。
どうしてもやめたいなら、参考書いっぱい買い込んで、家から一歩も出ないで勉強始めてごらん?「学校には行かない。高認とって大学行くから」と一方的に宣言して受験勉強やるんだよ。親が何を行っても外に出ない。食事も洗濯も自分でやるとか、親に頼らないようにする。そういう熱意を見せれば、親も主さんの覚悟を認めて、どうしても高校に行きたくないことを理解してくれるかもしれない。
願う力が弱いと、何も叶えられないよ。
あなたが思い通りに生きられる強さを、持てることを祈ってる。
高校にいた方が、より確実に高卒資格取りやすいからじゃない?
高認は大体、合格率4割くらいらしい。落とすためではなく「高卒資格をとってもらう」ための試験だから、難易度はさほどではないみたいだけど、科目数が多いから勉強はそれなりにやらないといけない。
このまま高校にいれば、最低限の成績をとって、長期休学さえしなければ確実に卒業出来る。どちらがリスクが少ないか考えれば、反対する気持ちもわかるよ。
あとは、あなたの高校を止めたい理由が、理解されていないんだろうね。
例えば、我が子がいじめでボロボロになっているなら、無理に学校にいかせる親はそうはいないと思う。
でも単純に部活が嫌だとか嫌いな先生がいるとか勉強になかなかついていけない、くらいなら、やめるのは認めてもらえないだろうね。甘えるなと言われても不思議じゃない。
学校は、ただ勉強するだけの所じゃない。
学力つけるだけなら、塾や自宅学習でいいんだよ。学校はクラスメイトとの付き合いとか部活とか学校行事とか委員会を通して、社会で必要なリーダーシップ、コミュニケーション、効率を考えたり仲間同士支えあったり、嫌いな人とうまく距離をおいたり、そういうことを学ぶためにある。人間関係に迷ったり悩んだりしつつも、いろいろ工夫しながら学校に通っていた人と、机の前で教科書だけ見ていた人とは、精神の成熟度が違う。
それも反対される理由かもしれない。
やむをえない理由があるなら、まずは感情的にならず冷静に話してみること。