近所の大きな公園には、コンクリートで真四角な公衆トイレがあります。お世辞
にも綺麗とは言えないもの。
小学校の頃。
私たちは周りの木々を使って上手にその上に登り、夕日が沈みかける時刻までそ
こで語り合ったものです。
早く中学生に、いや、高校生になりたいわー。部活は絶対バスケをやるんだ。将
来はハリーポッター役のダニエル君と結婚するの。
なんて、夢に溢れた会話が自然と出てくるような場所でした。
あの頃は、男の子も女の子も関係なく良く遊んだものです。
公園はいつだって賑わっていました。遊具が豊富なその公園は、小学生にとって
のパラダイスだったように思います。
今、私は高校生です。
中学、高校と進むにつれ、小学生のときに仲の良かった近所の友達とは遊ばなく
なりました。それぞれの部活仲間などが出来始めたので。
私は滅法男の子との会話が苦手になり、男の子と遊ぶなんて無理無理、というか
んじです。
もちろん、その公園に行くこともなくなりました。高校への通学路とは反対方向
なので、見ることすらなくなりました。
オープンキャンパスはどこに、課題の提出はいつ、テストの範囲は。
夢よりも現実、夢よりも現実、夢よりも現実、なお年頃です。
そんな私ですが、先日、たまたまその公園の前を通りました。
「ゲームのせいで外で遊ばなくなった子供たち」なんてニュースを良く見るので
、公園も過疎化かしら、と思っていたのですが、不思議とその公園は昔のままに
賑やかでした。
小学校の近くというのが大きいのでしょうが、なんとなく嬉しい気持ちになりま
した。
ふと見ると、公衆トイレの上にはやっぱり子供たちがいて。何でしょう、子供は
高いところが好きですからね。
今考えると、公共の、しかもトイレの上で語り合うなんてなんだかな、と思うの
ですが、子供たちの楽しそうな瞳を見ているとウズウズしてきましたね。
だからと言って、「やあやあ、こんにちは」などと言って高校生の娘っ子が突撃
するわけにもいかず、帰ってきたわけですが(^ ^;)
あの日あの時憧れていた「高校生の私」は、あの日あの時の「小学校の私」に憧
れています。
都合が良いなあ、と思いつつ、そんなもんか、とも思いながら。
せめて、あの日あの時の私が憧れていた「私」に近づいてやろうかな、なんて考
えました。
大人になりたい子供。子供に戻りたい大人。
その狭間くらいのところでウロウロしながら、あの日あの時の夢を風船に詰め込
んで、もう少し歩いてみようかしら。
なんて。
もちろん、叶った夢、諦めた夢、進行形の夢、いろいろありますが、公衆トイレ
の上の夢は、妙に今の私の支えになっているのでした。
いやいや、もしかしたら、どれだけ大人になっても、あの日あの時のキラキラは
、ふとした瞬間に私を叱咤激励してくれのかもしれませんね。
「あの夢を諦めたんなら、今のそれを頑張れや!」とか、「諦める気がないなら
、夢に向かってもっと進めや!」と。
願わくば今の小学生たちにも、馬鹿みたいかもしれないけれど、公衆トイレはキ
ラキラしてたぜ、と覚えていてほしいと思います。
あなたにも、あなたを支えてくれる「あの日あの時の夢」があるでしょうか(^ ^*)
2008.7.18.08時<br><br><center>[この宛メをメールで取り寄せ(空メ)]</center>
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小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
なんかすごい暖かい
気持ちになりました!
小さい頃に憧れてた
お姉さんみたいに
自分も今なれてるのかな~
ななしさん
私にもありました
あなたの文を読んでいて久々に思い返しました
高校に入りたての頃中学からその高校に行ったのはたった2人で
片方の子は特進だったため科が違かった私達はバラバラになりました
人見知りが激しい私はなかなか打ち解けることも出来ず中学の時の気があう友達たちと馬鹿して騒いでた日々に戻りたくてもどかしくて‥
早く高校生になりたいなんてみんなで言っていたけれどやっぱり昔に憧れるんですね(笑)
あの時間は戻らないけどあの時間に近付きたい
またあんなふうにみんなで笑いあっていたい
と考えさせられました
なんだか感謝です(´ω`)
ななしさん
素敵なメールありがとう!!!
なんだか私もキラキラしてたあの頃を思い出しました。
私もあの頃に戻れたなら………と思うこともあるけれど、
今できることやらなきゃな。
よし!
がんばろう!!
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