恋した人が役者になった。
初舞台。
大きな拍手の中、笑顔で手を振っていた彼。
仕事が落ち着いた頃、一緒に食事をした。
｢来てくれてありがとう｣と言った彼はあの頃と変わらなくて。
｢またね｣と言って握手してくれた手のあたたかさに涙がこぼれそうになった。
がんばってね、応援してるよ。
いつだって、君の一番のファンでいるから。
せめてそう言えたらよかった。
また、後悔。
思いを伝えられなかった、あの頃と同じ。
君はステージ。
私は客席。
君からじゃきっと私は見えない。
でも私から君はよく見えてるよ。
大好きだけど、それを素直に言えないから。
夢を叶えた君に、客席から拍手を送ります。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
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ななしさん
【小瓶主さんからお返事きたよ】
瓶主です。
お返事ありがとうございます。
彼の邪魔になってしまうのが怖くて、ずっと逃げてます。
昔も、今も。
最初は本当に寂しかったです。
会えなくなる気がして。
でも今は寂しくなくなりました。
会場に行けば幸せそうな彼が見られるから。
同じ場所で笑えるから。
これからも声に出せない頑張れが届くとといいなと思いながら、拍手を送り続けようと思います。
また一緒に食事ができたら、その時はちゃんと声に出して頑張れって言えたらいいな。
ななしさん
なんか読んでて感動した。
友人が芸能人になると 寂しい気持ちが湧いたり、さらに好きな人なら余計だよね。
でも いつか伝えられたら良いなと思いました。
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