昔の話ですが、3月になって、ふと思い出しました。
今から20年前。
中学2年の3月です。
当時、茶道をやっていました。小学校~中学校まで。
子供教室でしたが、楽しんで通っていました。
毎年3月に曜日の違うお教室の子たちが集まって、パーティーをする機会がありました。
その時も、毎年のように楽しく過ぎるはずでした。
1人の子が欠席していたのですが、途中からその子が来れると連絡があったときにそれは起きました。
その子の分のジュースが、なくなっていたんです。
そして、ある子が叫びました。
「○○ちゃん(私のこと)が飲んでたのを見た!」
と。
嘘なんです。
言った本人が、犯人なんですから。
それを偶然見てしまった私を犯人にしたてあげたんです。
あのときの、先生を含めた全員の冷たい視線、今でも覚えています。
「私じゃない!」
そう言うのが精一杯だった私に、
その子は反論した私が面白くなかったのか、
「冗談よ」
とムッとしながら言いました。
私は悲しくてその場にいられず、トイレに行くふりをして建物内の階段で泣いていました。
その間に遅れてきた子を含めて楽しく盛り上がっているようで、誰も私がいないことなど気にもとめてなかったんです。
私は虚しくなり、帰ろうと思いその場へ戻り、「帰ります」と言いました。
プレゼント交換が終わってないからと引き止めようとする先生の顔は、とても怖かった。
プレゼントなんて、そんな物いらないとも思っていました。
最終的に、私が泣きながら「冗談で済むことと済まないことがある!」と叫ぶまで、先生はその子に何も言いませんでした。
まるで今起こったばかりのことを諭すみたいな風で、冷静に私、思ってました。
「この人(先生)、駄目だ」
と。
その場にいた誰も、私に謝らなかったし、
「○○ちゃん(私)はそんなことしない」って言ってくれる人さえもいなかった。
それは、私が余っているジュースを無断で飲むような、意地汚い子だと思われていたんだろう。
先生にも、きっと。
あれから茶道は好きだけど、教室に行くのが怖くて嫌で、中3の1年間欠席。
高校入学直前に、母から
「ケリつけて来い」
と言われ、やめました。
今さらそのことで何かを言う気もありません。
ジュース飲んだ本人は、きっとあそこまでの事態を想定してなかっただろうし。
しいて言うなら、偶然会った私に、何事もなかったかのように接してきた先生が、ただただ気持ち悪かっただけです。
結局、あの先生が嫌で行きたくなかったのかもな…。
茶道は、もう二度としません。
長々と聞いてくれてありがとうございました。
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ななしさん
それは辛い経験でしたね。
ただその教室では教師や仲間に恵まれなかっただけです。
美しい心を持った茶道の先生や生徒さんがいらっしゃる教室は、たくさんあります。
いつかは気持ちを新たにして、その時とは別の茶道教室のドアを叩いてみてほしいです。
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