しのうと
手首を切った
それはしのうとしたんじゃない
誰かにきづいてもらいたかった
だからあと一センチもきれず
10年いきてるよ
それはしぬ怖さ
なにもなかった
でもきったとき
もうろうとするなかで
笑顔がうかんだ
無邪気にわらう自分と
まわりのひと
涙がでた
10年たっても
おもう
しんでたらよかった
でもそのあいだに
人の笑顔をみれました
たすけてほしいなら
さけべばいい
だれかのてをにぎればいい
にぎるばしょがないなら
あなたとおなじように
生きてるひとがいると
おもえたら
ひとりじゃないとおもえたら
すこしだけ
らくになれます
幸せは自分でつくるものだと
ぼくはおもいました
だからさがしてます
10年間
すこしだけ知りました