心の闇の根源を見つけ、戦うことです。戦って戦って、自分の納得のいく答えを得るか、戦うことに飽きることだと思います。
私は過食嘔吐をしていました。同じ自傷行為です。
毎日毎日大量の食料を食べ、便器の前で自分で喉に手を突っ込んで吐きました。朝になれば醜くパンパンの顔で出かけました。夕方はやめられない自分に恐怖を感じながら、食料を買って家に帰りました。
啓発本や日々の慰めでは、もう誤魔化しが効かないと考え、過食嘔吐について調べ、これまでの人生を深く深く思い出し、整理し、考え、理論化し、自分を縛っているものは何かを叩き出しました。恐怖政治のように私たち子どもを縛ってきた父親に、今までのことを全て文章として渡し、謝罪を要求し、それを得ることができました。そして、緩やかに症状は寛解しました。
ただ、何かの事件の被害者であったり、原因となる対象がこの世にいない、などの場合は、戦いに飽きるしかないのかもしれないと思います。
人の手を借りることもできるけれど、最後に解決するのは自分以外いない。
リスカする自分が死ぬほど嫌いだ、というなら治ります。
リスカしちゃう可哀想な自分が好き、というなら治りません。
そう思います。