生きる気がないんだわ。信じられないくらいのからっぽの人生だと言われても仕方ないな。こんな人生になったのは

生きる気がないんだわ。

小さい時から両親が酒飲むとたびたび喧嘩してたり、宗教入ってるのだけどなんか他宗の人をキチガイだって当たり前にいうのに、
そのくせ外に出るとにこにこしゃべってるし、私にもにこにこするから、よくわからなくて宗教も人も嫌いになった。親も嫌いだった。
こんなことでって思うかもしれないけど、そう思ってしまったからしょうがない。
人と関わるのがすごく嫌になって、小学生の時から友達とはほとんど遊ばないで家に引きこもってた。
それでもあの時はパソコンやってるだけで一人でも楽しかったし、まだ周りの大人がなんでもやってくれるからよかった。
だからそれ以外何もしなかった。
無口だったから小6からいじめられて、友達はいたけど中学にはいったらぱったり連絡もしなくなった。
父親にもどうしてそんなに喋らないと怒られたことがある。
その頃にはもう生きることになんの魅力もなかった。
卓球部に入って三ヶ月でいじめられた私は、家の使ってない電気コードで首を吊った。気がつくと、意識が戻ってしまっていた。
その2日後にまた今度はロープで吊ろうとした。早朝のベランダ。母に見つかった。
????教では自殺は最悪の罪とかいいながら泣いて引き止めた。私は背中に虫が這うほど嫌でしかなかった。
仲良くしてくれた人もいたけど、私なんかより他の友達と一緒にいる方が楽しそうだったし、なんとなく私といるとその子がかわいそうだと思ったり。
あと、女子同士の陰口をきいていて嫌悪感を感じ、相手から縁を切られるかもしれないと思うと悲しくて、卒業の直前から学校の誰とも話すのをやめた。
中学時代の友達も結局全て縁を切った。というか自然消滅させた。
高校では頑張って一年生の頃は友達と遊んだこともあった。
少ない人生経験では一番人と親しくなれた時期だ。
二年生から”普通に生きてきた”周りに劣等感を感じてまた無口になってしまった。
自分は生きるスキルを今まで身につけようとしなかったという悲しさと、これから普通に振舞って生きてく限り劣等感を感じるのかという不安に襲われた。
家に帰れば毎日泣いていた。
それで死ぬことを考えていた。
体育祭の打ち上げとか連れて行ってもらっても純粋に楽しめなかった。
ほとんど友達ができなくて、一年のとき仲良くしてもらっていた人たちとも自分がこんな調子だったからいつのまにか疎遠になった。

一年の時から宮廷の国公立を目指して勉強していたけども手につかなくなった。
三年になってもそうだった。
志望校を下げてもそれにすら届かなくなった。
計画もまともに組めない見事な企画倒れ人間の癖に、塾の先生に相談してこなくて呆れられ、最早放置状態。

ずっと生きてて趣味とか人と話し合えるほどの経験を積んでこなかった。
絵はまあまあ描けるけど、漫画とかアニメは見たことないのが多くて、話についていけない。
音楽も知らないから、カラオケいったり、バンドくんだりする人たちは別世界の住人だった。
最後の文化祭のライブに行くまで羨ましいとも思わなかった。

宿題もまともにできない。部屋も片づけが苦手で気づけばすぐ汚くなる。大事な予定も連絡もすぐ忘れる。手帳もまともにつけられない。すぐ気が散る。

私の人生何をしていたかって、ニュースとかまとめブログとか漁ってれば勝手に一日は終わってた。
新しい何かを始めようとすら思わなかった。

信じられないくらいのからっぽの人生だと言われても仕方ないな。

こんな人生になったのは自分がこんな小さいことに嫌悪を感じたから。
人同士のかけ引きというか、表と裏があることに納得できなかったから。
あの頃から既に人間として生きるようとするのをやめていたんじゃないかと思う。
そんな自分に甘んじて死んでも構わないと思い、自分を変えずとも、行き詰まったら死ねばいいと思い続けた。
どうして死ななかったのかねえ。
高校に入ってからの友達が、ぜっっっったいに死んじゃだめだからねってメールを送ってくれたからか。
まあ、死んではいないけど死にたいって気持ちは変わってくれなくて、その友達とは今はあまり仲良くなくなってしまったけど。
三年に上がって、こんな死にたいと思っては駄目と自己啓発本とかみたり、人と話すよう努力してみたり、挫折しそうになったけど最近やっと人との繋がりをありがたいと思えるようになった。
この間友達に初めて遠慮してできなかった愚痴をきいてもらったり、お守りの鉛筆をもらって感動した。
みんなといるのもひょっとすると楽なものなのかと思うこともある。
だけど、今まで死ぬことを前提で生きてきたからこれから生きるには課題が多すぎる。しかもそれは一人でこなさなくてはいけない。

もうすぐセンター試験だけど国公立受験に失敗したらこの機に首括ろうと思ってる。
こんなことを言って、結局なあなあで生きちゃいそう。
今、生きることも、死ぬことも中途半端。
今なら中途半端の神様になれると思う。
いいや、私は潔く生きるか、潔く死にたい。
どうしたらいいだろう。誰かに生きるか、死ぬかなんて面と向かって相談したら、名目上生きろっていうに決まってるさ。
だからこうしてこんな稚拙な私の言葉にも目を通してくれる名も知れぬ親切な、もしくは暇な人びとに返事を託します。