私は今大学生です。
建築を主に勉強しているのですが、最近では本当にこの道でいいのか悩んでいます。
今も設計の課題に追われているのですが、やる気が起きず、図面は真っ白のままです。
単位もいっぱい落としました。友達は進級できるけど、私はできそうにありません。
やる気が起きず、いつも辞めたいと思っています。でも、親にも言えず毎日を過ごしています。かなり無駄な毎日だなとも思っています。
親には本当に申し訳ないです。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
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ななしさん
自分の進路に迷わない人は一人も居ないのだそうです。
ななしさん
私はバティシエなんですけど
「ケーキが好き」っていう人ほど割とすぐやめます。
なぜかっていうと、「ケーキが好き」イコール「楽しい」と思っているからです。
ちなみに、私たちの仕事。いろいろ覚えますが、楽しい仕事ばかりではありません。ノートをコツコツとって、自分のマニュアルを作って…とか、華やかっていうか地味な仕事が多いです。
あなたは、あなたがイメージしている建築の仕事と実際の勉強なり仕事のギャップがあったから、やる気が出ないのではないかと思います。
嫌々だけど「回り道」って思って頑張ってみたらどうですか?
もちろん、ここで見切りをつけてやめるって手もありますよ。悩んでいるよりかは早い方がいいと思います。親には素直に言うべきだと思います。
でも、やってほしくないのは、挫折したからと言ってこの挫折をズルズル引きずって、未来に同じように挫折しそうになった時に、今の挫折のせいにしないで欲しいです。
ただ、新しい道を探す時は「好きだから」で判断は良くないです。好きになれる仕事ってはっきり言って無いです。
…私は成り行きでパティシエになりました。
「やってみる」「続けてみる」の繰り返しです。
よくよく考えて決めてくださいね。
ななしさん
ありゃりゃ。
教員免許とるとか、ダブルスクールで資格とるとか、会計方面すすむとか、転学するとか、どう?
ななしさん
建築というのなら、建物を見た方がいいのではないだろうか。建物を見て、これが建築というものなのだという実感がわかないと、中々興味も持てないと思う。一言で言えば、高校生が勉強していてやる気が起きないというのと似ているとも思うが、高校生のときには基礎学力であったものが、大学生の今では、自分の生きる道ないし生きようと思っている道を生きるための、基本ないし基礎を学ぶということなのだと思う。
たとえばの話を言うのであるが、小川三夫の『棟梁』とか、西岡常一の『木に学べ』とか、(本当は自分が読んだり読んでいる途中だったりするものをあげているだけなのであるが)、そういう本を、読むこともいいのかもしれない。私は建築のことはさっぱり分からないので何とも言えないが、建築と言っても様々なものがあるであろうし、その中で一体何をしたいとかどの道に進めばよいのかとか考えるのも、確かにそうではある。色々な建築物を見て、あれは何だとか、どういう設計で誰がどのようにしてどのような様式で建てたのかとか、実際に見て感じることが大事だと思う。頭の中で想像して、ああでもないこうでもないと考えてみても、仕方がない。確かに基礎は大事だが、たとえばああいう設計の仕方だとこういう建物になるのかとか、ああ言う様式だとこのような建物になるのかとか、そういうことを、色々な建物を実際にみることで考えたり感じたりするのが、大事だと思う。建築といっても色々あるだろうが、設計事務所とか、建築士事務所とか、たとえば中小のそのようなところに可能であれば行って少し話を聞いてみたり、先輩でそのような人がいたら会って話を聞いてみたり、そうやって、できることは多分あると思う。「現場のことは現場に聞け」という話をどこかで聞いたことがあるが、同じようなことなのかもしれない。自分の目で実際に見て、感じて、そういうことが大事だということもある。図面と建物を、自分の中で結び付けられるようにする、というのも、大事なのかもしれない。
門外漢がこれ以上言うことではないので、この辺で書くのを止める。
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