早く恋人を作って、結婚しなきゃ。
じゃないと、いつか生きていけなくなる。
ーーそうかな。
そうだよ。
だって家族はいつか死んじゃう。
ーーそうだね。
友達だっていつ離れちゃうかわからないのに、
ーーうん。
彼氏だって、いつかいなくなるし、
ーーうん。
1人ぼっちになっちゃう。
ーーうん。
そしたら誰が私を助けてくれるの?
ーーあなたは誰かに助けてほしいの?
え?
ーーあなたにとって助けるって何だい?
…困っている人に、手を差し伸べること…かな?
ーーそれは、難しいことかな?
…ううん。
ーーそうしてくれたのは、家族だけだった?
…ううん。
ーー友達は?
…うん。
ーー恋人は?
…してくれた。
でも、いつかいなくなっちゃうじゃん!
ーーそれ以外の人たちは?
…それ以外?
ーーバ先の先輩は?
…してくれた。家族の誕生日とシフトがかぶった時に、代わってくれた。
ーー会社の上司は?
…してくれた。プレゼン中、言葉が詰まりそうになった時にわざと物を落として、音でみんなの視線を集めてくれて…、おかげでミスにすらならなかった。
ーーバスに財布を忘れた時、免許証の住所を見て家まで届けてくれた人がいたよね。
そうだったね。その人も財布を落としてしまったことがあって、「直接渡せば、警察と面倒くさい受け取り手続きをせずにすむから」って言ってたっけ。
ーーいるじゃん。
え?
ーー家族、友達、恋人以外にも、助けてくれる人いるんじゃん。
…あ…。
ーー大丈夫。人は、そんなにも非情じゃない。あなたが助けを求めれば、手を差し伸べてくれる人がいる。
…そうかな………
ーーそうだよ。私と、あなたの過去が保証する。
…でも、頼る勇気ない……
ーーなぜだい?
…だって、私のことを知らないのに「助けよう」だなんて、きっと誰も思わないよ…
ーーじゃあ、あなたは道端で知らない人が過呼吸になっていたら、助ける?
うん!!すぐに「4秒息を吸って、数秒息を止めて、8秒ゆっくり息を吐く」ように背中をさすりながら声かけをする。すぐに救急車を呼んで、できるだけ不安を取り除いてあげたい。
ーーほらね、少なくともあなたは無視したりしないし、こんなにもスラスラと対処法まで出てくる。でもそれは、あなただけかな?
…
ーーあなたは思いやりの溢れた人。助けを求める人がいたら、手を差し伸べる。それは、あなただけじゃない。今日もどこかで誰かが同じことをしている。
あなただけじゃない。それは同時に、あなたを助ける人もいることを意味する。
…
ーー大丈夫。あなたの世界はもっと暖かいよ。
※これは3ヶ月くらい前の自分と今の自分(「ーー」の方)が脳内で対話しているif文章です。バイト、会社勤め、財布を届けてもらうこと、全て未体験です、今のところは笑
さて、今回は「拝啓 幸せを見つけたいあなたへ」の、なんとなーく書きたくなって書いた続編です!!前作では「みんな違ってみんないい」、今作では「違いの中に同じ思いやりがある」を伝えたかったのかなあ。なんか途中で趣旨が変わっちゃいました笑 夢中で打ち込んでいたので、何を思いながら書いていたのか思い出せません照
一つだけ覚えていることと言えば、前作を書いたあの頃は理論や仕組みがなんとなくわかるだけで感情と実感が釣り合っていませんでしたねえ。それが今や肩を並べている、と…たった一年でめちゃくちゃ考え方変わったなあ、私。
でも、大事にしたいことは全然変わってなくて、ちょっと安心しました。ふふふ
やはり留学はいいですぞ。
では、別大陸より日本の皆様の幸せを願って。
2026.06.12 敬具
kan
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
すごくやさしい言葉をかけてあげてほしいです