私は、万引きする人を見つけたにも関わらず、店員に伝えることなく、見逃してしまったことを、ここに告白します。
カートに乗せた購入済みのビニール袋に、陳列されている惣菜を入れている人を発見した際、
何をしているか理解が追いついてから、当該人物をすっかり見失うまでの時間は、
すぐに動けば、離れたところにいる、値引きシールを貼っている店員に声をかけることくらいできたでしょう。
あるいは、
「何をしているんですか」や
「それは万引きですよね」
と声をかけて、周りにいた買い物客に注目を集めてもらうこともできたでしょう。
何もしませんでした。
動きませんでした。
『店員を呼びに行っている間に見失うかも』『何か自分の知らないことがある可能性は?』『店員はどこ』『本当に何をしているんだ?』
行われていることは、
後から考えても万引き以外に他なりません。
しかし、頭は働かず、何も整理されず、
ただ見つめることしかしませんでした。
見失ってから、店員に伝えることもしませんでした。
『今からでも、誰かに伝えたほうが』『該当人物がもう居ないのに、今さら言って何になる』『声をかけられる人が居ない』『時間が経ちすぎた』『店員もすぐに伝えなかった私に呆れ返るし、対応に困るだろう』
伝えられる人が居ないかと誰かを探している私の方こそ、
逆に不審人物に見えたことでしょう。
今考えれば、
もしかしたら監視カメラなどに写っている角度だったかもしれなかったのに。
私は行動に移さなかった。
自分の体裁を気にして、言い訳ばかりが流暢に頭を巡りました。
私は小心者です。
私は判断力の低い人間です。
私は、見て見ぬふりという、人に恥じる行動をしました。
該当人物と同罪です。
私は、憧れているヒーローにはなり得ませんでした。
なれる存在ではないと、改めて痛感しました。
恥ずべきこの行動が私の心を蝕み、
生活に支障をきたし始める感覚がありました。
すべてにおいて、心の弱さが原因です。
ここに罪を告白し、忘れることをお許しください。
思考停止することをお許しください。
どうかお許しください。
次こそは、
行動に移すことを誓います。
どうかお許しください。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください