この世界には二種類の人間がいる。
どちらにも私の考えを聞いてほしいので、二種類の形で文章を準備した。
①
物事を正しく伝えたいが、正確に表現すればするほど、伝わりづらくなって、困っています。
例えばシマウマについて口頭で他の人に伝えようとしたとき、
「それは生き物で、見た目から色の要素を除くと、馬に似ています。縦に黒、白の線が連続して引かれ、独特な模様になっています。」
のように言いますが、
「縞模様の馬」
とも表現できます。
シマウマを知っている人からすれば最初の文は正確ではあるが長くて逆に分かりづらいでしょう。
後の文は正確ではないですが、わかりやすいです。
そのバランスが取れず、困っています。
⓶
厳密性とわかりやすさのジレンマ
シマウマについて説明するとき、足の本数等の細かい情報まで伝えるべきか、それとも縞模様の馬、でいいのかわからない。どの程度の厳密性を持たせるべきだろうか。
①は小学生向けに段落を空けて見やすくして、文章自体も⓶より読みやすい。
⓶は一般書的な書き口で書いた。
私は意味が凝縮された横文字は説明の短縮になるのである程度使うが、人によってその言葉が伝わらない場合がある。だから人に何かを説明するときにどのくらいまで説明するべきか毎回悩む。
この文章もそうだ。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください
ななしさん
シマウマを知っている人になら、「シマウマを見た」で伝わる。
シマウマを知らなそうな人だけど、私と犬は知っている人なら「私くらいの背丈の、縞模様の四つ脚動物を見た」とか。
トマトが大っ嫌いな人に「トマト美味しいよ。私は好き」と言っても、相手にとってトマトはおそらく嫌いなままで、私がトマト好きなことだけが伝わる。
結局、言葉にしないと伝わらないとは言え、言葉にしたところで、相手の中に知識や感性がなければ伝わらない。私と相手の感性が共感するとも限らない。
共感を求めず、違いを知れたなら十分。
シマウマの話、表現の仕方の話に戻ると、
相手の中にありそうな言葉を選ぶのだけど、相手を知らないと相手の中にある言葉も分からない。
小瓶主さんを知らないけれど、予測で的確に言葉を綴ろうとしている。この文章もそうだ。
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