私は同窓会に行きたい。
同級生から来る同窓会の知らせを今か今かと待っている。
グループラインに新しい通知があるたびに落胆するけど、飽きもせず、今日もつうちに飛びついてしまう。
私は、他の誰でもない、あなたと会いたくて、同窓会に行きたい。
同窓会に行ったら、
あなたと、何年かぶりに会って、お互い大人びて、大人みたいにバカみたいに冷静にあの頃のことを淡々と話したい。
あなたは今、何を楽しいと思って、私といない間何を思って過ごしてきたのかをコーヒー片手に、ゆっくり2人で喋りたい。
そのあと弾丸で、ふたりで軽井沢にでも行こうかな。
時間も、現実も気にしないで、2人で向き合うためだけに、没頭する。
そしたら、きっと、満たされる。これまでの空白が嘘のようにピッタリと埋まるはすだ。
そんな妄想をよくしている。
でも実際に同窓会のラインが来たら、私は焦る。
そして、その場で戻るボタンを押して、意味もなく、TikTokを開いてコンテンツを消費し始めるだろう。
これまでの彼女との思い出を思い出して、自分の妄想は実現可能かを考えて、
その確率が10%にも満たないことを算出して、
こんな夢に思いを馳せるじぶんの人生の薄さに落胆して、こんな自分をあの子に見せられないと、恥ずかしいと思って
連絡を無かったことにする。
そんな未来がありありと見える。
あなたに会いたいな。
あの頃を笑い飛ばして、でもやっぱ大切だって思いたい。
あの日々が、あなたにとっても、人生で1番大切だったって言って欲しい。
言って欲しいよ。
怖いから、たしかめる勇気もないけど。、
こんなおもっくるしい気持ちを伝える勇気もないけれど。
多分私が1番怖いのは、あなたが思い出を覚えていないことではなくて、道ばたの石っころみたいにただ過ぎた風景だって思ってること。
きっとその可能性が99%なのに残りの1%に自分の気持ちを全ベットしてしまうから、私は怖くてたまらない。
私はあなたの過去の大切でありたい。
特別でありたい。
確かめなければ、そうだったと錯覚できるから、
きっと、通知が来ても、なんにもできない。
そういう人間だ。
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください