『○○神社連れてって』
「はぁ?いつだよ?」
『明日』
「何時?」
『10時』
「10時に出発?」
『うん』
「なにしに行くんだよ?」
『お詣りすると金運上がる』
「ほんとかよ?」
『障がい者年金ずっともらえる』
「それ金運かよ?」
と言うわけで正月休み最終日。
ただでさえ次の日仕事で気分は最悪なのに車で1時間かかるとある鳥を祀った神社まで運転する羽目になった。
躁鬱の弟は入院したせいで医者から運転禁止されている。
母親とちょくちょく神社に行ってるのは知ってたがそこに行きたいらしい。
正直めんどくさいが俺は優しいので連れてってやることにした。
朝8時に起きる。
珍しくぐっすり寝た気がする。
しかしなんか頭いてえ。
『運転してくれるんじゃないの?』
母親に起こされた。
頭痛くて二度寝してていつのまにか10時になってたらしい。
約束通り車を出す。
しかし微妙に頭痛い。
あとなんか眼がシパシパする。
おまけに寒いせいで眼鏡が曇る。
コンタクトにすればよかったかと思いつつ神社まで運転する。
正月だからか参拝客が多い。
近場の駐車場が埋まってて一番遠くの駐車場になった。
せっかくなので参拝に付き合ったが遠い、階段多い、疲れる。
本当にこれで厄が払えるんか?
俺は神も運営も信用してねえからな?
帰りは途中の道の駅で蕎麦を食うのが定番コースらしい。
喉が乾いたので自販機で飲み物を買う。
無糖の紅茶があればよかったが置いてない。
取りあえず無糖ラテで良いやとボタンを押す。
何故か隣のブラックコーヒーが出てくる。
あれ?隣のと押し間違えたか?
仕方なくブラックコーヒーを飲み干す。
そして道の駅の蕎麦屋に入る。
手打ちなのでいつも食券を渡してから30分くらい待つらしい。
まあのんびり待つかと思ってたら10分くらいで呼び出された。
ざる蕎麦はコシがあって美味しかった。
薬味はネギとワサビだが俺はワサビが苦手なのでネギだけをつゆに入れる。
しかしワサビの風味がする。
おそらくネギに少しついてたんだろう。
ワサビをよく見ると瑞々しい。
すりおろしたての生わさびってやつか?
ワサビが好きな人にはさぞ美味しく感じるんだろうな。
しかし俺はワサビが苦手なのでもったない。
帰りにもう一度無糖ラテを自販機で買う。
今度はちゃんと指差し確認して無糖ラテのボタンを押す。
しかし出てきたのはやっぱりブラックコーヒー。
業者のミスと確信した俺は自販機に記載されてる管理会社に電話する。
だが正月休みのせいか営業時間外のガイダンスが流れる。クソが!
俺の渇いた喉を潤す筈だった無糖ラテの恨みはでかいぞ?
あの世で俺に詫び続けろ。
おもしろくない正月休み最終日だったって話。
余計なことはしなくていいぞ?
お返事がもらえると小瓶主さんはとてもうれしいと思います
小瓶主さんの想いを優しく受け止めてあげてください