赤ちゃんの時はなぜ、堂々と泣けたのだろうか。あんなに大きい声でぎゃーと泣けたらどれだけ気持ちいか。
泣いた。悲しいとか、寂しいとかじゃなくて。吐き出すために泣いた、ようやく泣けた。
今まで嫌なことがあったら、泣いて泣いて。鼻を顔を真っ赤にして。喉がきゅーっとなって。
でも、最近、泣けなかった。泣いていなかったわけではないけど。本当の涙が流せなかった。
自分に嘘をついていたのだろうか。強がっていた自分なのか。弱さを自分にでさえ見せれない自分。なんで弱いんだろう。
泣いている時の自分って、きっとまだゴール地点にいなくて。途中地点でしんどくてしんどくて。でも、諦めたくないから、不器用ながらなんとか進もうとしているから泣いている、そんな気がする。
夕焼けが脆い私の心に沁みる。
赤ちゃんだけが泣くんじゃない!
ちょっぴり大人な涙を知った私である。
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