私は自分や人の気持ち、心理がどういう裏付けがあり、それを生かしたり、やめたりするための対処法などを調べるのが好きです。自分の心理と関連するのもありますが、人という複雑なものを知るうえで奥深い分野です。
今回依存というのが出てきて、私のは依存と言うのか微妙なんですけど、依存って何かにこだわってそれに振り回されるじゃないですか。
私の場合、仕事でもなんでも、ある程度の期間続けているとそれの長所と短所両方わかってきて、短所の方ばかり気にしてしまう習性というか、専門的な言葉で言うと認知の偏りがあるんです。白黒思考もありましたが、こうやって人の心理をいろいろ客観的に考えることで、あまり白黒思考にならなくなりました。人っていろんな考えがあって当たり前だし、そのうちどれが正解、なんて言えないでしょう。
そう実感するようになったら、白黒思考は出なくなりました。
人というのは私だけじゃなく、欠点に目が行くものというのは普通なんです。ただ、他の人は家族がいたり、他の人との関わりもあるから、たとえば仕事での短所が気になっても、他のことのが大変だったり、仕事の短所を考えると仕事をやめたくなるから目を背けるとか。
私は世界が狭いので、それを深く掘り下げてしまうんです。依存の人と似た感じですね。その短所はどこから発され、今後どれだけの問題となるか、自分にとっての損失は、というマイナスの方向ばかりを掘り下げてしまうんです。そうして、上司と揉めたり、揉めるのも嫌だけど耐えられなくてやめるとかになってしまってました。
その点、ネットの関係、この小瓶もそうですし、ブログだったりSNSだったり、いつ始めてもいいし、やめてもいい。特定の仲のいい人ができたからって、やめちゃいけないものでもない。
依存の解決法に、依存対象を分散させるというのがあります。自分の好きなものが一つだけなら、誰だってそれにこだわるし、大事にするし、過剰に守りに入るじゃないですか。好きなものがいっぱいあって、あれもこれも同じぐらい好きでーというなら、一つ一つはそんなに重点がない、もし一つを失ってダメージを受けても他の好きなものが補ってくれる。
それは依存の話で、好きなもののこと。
私のは依存とは言いづらい、好きじゃない他への不満の持って行き方。でも同じようなものだと思うんですね。一つの短所ばかり目が行って、そればかり考えたら、もうそれが最大の敵!になってしまう。けど、いくつも軽い苦手かなあっていう場所があって、行ってもいいし行かなくてもいいけど、行かないと別の面倒があるとか。それだと不満は不満でも、あっちの嫌なのとどっちがましかなあって、あまり不満が強化されない。
ものすごく苦手になって、もう無理!になることもあるんですよ、いまだに。人からするとそんな大きな問題じゃないのに、私にとっては耐えられないほど不満、不愉快。
でもほとんどの場合、長所もあって短所もある。短所に目が行くけど、他のところの短所を考える時にふとそっちの長所を思うと、そんなに悪い場所じゃないなと客観的に思えたり。
そういう気持ちの分散をさせたくても、人はそんなにあちこち出没できないから、ネットは便利。あっちこっちにちょっとずつ顔を出して、自分がそれなりに行く場所を作っていれば、なんとなく嫌だなって気持ちが起きた時に、別の方に大きく時間を取ったり、あえてそっちで新しいことやってみたり。
まだまだ試行錯誤だけど、気持ちの偏りがある人、依存でも私みたいな認知の偏りでも、気持ちを分散させることで、少し楽に生きられます。
問題はネットとはいえ、ネットでも行き場所は限られるというところです。
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